TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

私は自分の想いを伝えるべく、彼女に会いに行こうとした

でも、途中で陛下に呼び止められ人気の無い場所に連れてかれた

イヴ

……は?

イヴ

戦争…?

国王陛下

隣国でな

国王陛下

………本当に何度も重荷を背負わせてしまって申し訳ないと思ってる

国王陛下

だが、この国で頼れるのはお前だけなんだ

国王陛下

………

イヴ

……大丈夫ですよ

イヴ

行きます

国王陛下

……本当にすまない…

イヴ

ははは、平気ですって

イヴ

サクッと帰ってきますよ

その夜、私は戦争の応援としての準備をしていた

イヴ

………

イヴ

今回は流石に外すか…

私の魔力は強すぎて周りへ影響を与えてしまう可能性がある為、魔力抑制用のネックレスをつけている

イヴ

………ふぅ…

外してグッと力を込める

イヴ

…………生きて帰れるかな

リリィ

帰ってきなさいよ

突然声を掛けられて振り返ると彼女が今にも泣き出しそうな、でも堪えてる顔でこちらを見ていた

イヴ

………リリィ

リリィ

………なんでアンタはいつも危険な事すんの…

イヴ

………

リリィ

死なないでって

リリィ

危ないことしないでって

リリィ

いつも言ってるじゃん!!

リリィ

私がどんだけあんたの事…!!

イヴ

リリィ

感情的になっていると彼女はいつもの笑顔と落ち着いた低い声で私の名前を呼んだ

リリィ

っ……

イヴ

…無事帰ってきたら

イヴ

……

リリィ

?な…なに…

彼女は私の手を取ると手の甲にキスをした

リリィ

へ…?!

イヴ

私と恋仲になってくれませんか

リリィ

え…な…なんで…今…

リリィ

へ…

イヴ

好きです

リリィ

っ……

ずるい、今この状況でそんな事言うなんて

その言葉は私にとって幸せな呪いになるのな

loading

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚