この作品はいかがでしたか?
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あれから何故か帰り道は 4人で帰るのが当たり前になりつつある
当たり前が当たり前じゃないような…。
花川
私の日課。
毎朝 5時に起き 朝のランニング
顔を洗い スポーツウェアを着用し 外出
私が毎日ランニングをするのは、 日の出を見るため。
花川
不安と楽しみが私の心拍数をあげていく。
ついに見晴らしのいい場所につき、
花川
今日は いつもよりは綺麗に はっきり見られた。
そこで休憩がてら気の済むまで眺めた。
少しして 見られた喜びを持って帰ってきた
そっからシャワーを浴び、髪のセット。
気がつけば 時計の針が7時を指している。
朝食を取り、ニュースをチェック。
アナウンサー ) 今日は晴れの続く1日でしょう。
1時間ごとの天気を見るとずっと晴れ。
気温も高くなるみたいだし 紫外線には気をつけないとなと思いながら家を出た。
現在の時刻 7時30分。
家を出れば もう慎ちゃんは待っている。
暑いのか、木の影にもたれかかっている
その姿はまるで映画のワンシーンのようだ
花川
花川
慎太郎
いつも他愛もない会話をしながら 楽しく登校。
学校に着いて クラスも一緒だから朝は ずっと一緒。
HR までの時間は読書か寝てる。
今日は寝るの日みたい。
視界がぼやけ始めた。
…と思えば、廊下から私を呼ぶ声がする。
出来ればそっとしておいて欲しいと思ったがそんなわけにはいかない。
廊下を見れば女の子が3人。
花川
上靴を見ると、色は黒。 つまり 3年生。
私の学校は学年カラーというのが存在する
ちなみに私たちの学年カラーはエメラルドグリーンのような感じ。
3年 女1 )ねえ、今暇でしょ?
花川
3年 女2 )ちょっと着いてきてくれる?
花川
恐る恐る着いていくと着いたのは体育館の倉庫の中、
明らかにおかしいけど一応 先輩だから仕方ないよね。
花川
3年 女3 )あのさ、私 樹と付き合ってんの
花川
3年 女3 )だーかーらー
3年 女3 )私と樹付き合ってんの。 あんたみたいな地味でブスな女がいると 正直目障り。
花川
3年 女3 )そこは「はい」だろ!
花川
3年 女2 ) あ、ちな 私 北斗くん狙ってるんで〜 近づかないでくれるとありがたいなあ笑笑
3年 女1 ) あ、私 大我くんの事好きだから絶対近づくなよ?
花川
やっぱり こうなると思ってた。
普通に過ごしたかった高校生活。
別に樹くん達が悪いとは思ってない。
けど 過ごすなら同級生とわちゃわちゃ過ごしたかった、
…もう今日から 一緒にいるのもやめよ。
普通に 慎ちゃんと楽しく過ごしてよ。
今までの事を全部忘れて…。
コメント
1件
これまた最高だわ!