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コメント
4件
二人は何を話してたんだろう……十中八九dnちゃんについてだろうか…… dnちゃんは適合者って発覚してから何かが見えてるけどなんなのだろう… とんでもない斬撃はまぐれじゃないだろうな……続きがめちゃくちゃ楽しみです!


朝。
境界局︰住居区画
静かな部屋に、 アラーム音が鳴り響く。
白狐 颯
ぼんやり目を開ける。
白い天井。
まだ少し眠い。
でも。
数秒後。
昨日のことを思い出して、 一気に目が覚めた。
白狐 颯
模擬戦。
黒い斬撃。
訓練場の空気。
みんなの視線。
そして。
風雅の目。
白狐 颯
自分の右手を見る。
変化はない。
黒いノイズも、 異常もない。
なのに。
身体の奥だけ、 まだ熱が残ってる気がした。
コンコン。
ノック音。
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
扉が開く。
琥珀だ。
その後ろに、樹。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
琥珀が、 勝手に部屋に入る。
そしてベッドに座った。
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
少し騒がしい。
でも。
嫌じゃなかった。
境界局︰食堂。
広い。
朝なのに、 局員達でかなり賑わっていた。
大型モニターには、 各区域の情報が映っている。
【第三区域︰異常反応なし】
【巡回部隊帰還】
一般人から見えない場所で。
こうして毎日、 誰かが戦っている。
白狐 颯
一昨日までは、知らなかった世界だ。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
トレーを持つ。
料理を運ぶ。
その時。
桃園 天音《灯火》
白狐 颯
天音が手を振る。
その隣には、 唯もいた。
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
その時。
???
白狐 颯
海翔だった。
碧泉 海翔《黒雨》
白狐 颯
海翔が、少し笑う。
碧泉 海翔《黒雨》
碧泉 海翔《黒雨》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
赫鞘 樹《赫災》
碧泉 海翔《黒雨》
少し笑いが起きる。
颯も、つられて笑った。
その瞬間。
ふと、視線を感じる。
白狐 颯
少し離れた席。
怜が、静かにこちらを見ていた。
水色の髪。
静かな目。
目が合う。
でも。
怜は、 すぐに視線を逸らした。
白狐 颯
やっぱり。
避けられてる。
桃園 天音《灯火》
白狐 颯
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
また笑いが起きる。
その時。
食堂入口。
一瞬で、 空気が静かになった。
白狐 颯
風雅だった。
白いコート。
静かな足音。
歩いているだけなのに、 自然と周囲が道を開ける。
でも。
本人は全然威圧的じゃない。
緑龍 風雅《白夜》
龍樹 琥珀《葬列》
赫鞘 樹《赫災》
風雅が苦笑する。
緑龍 風雅《白夜》
碧泉 海翔《黒雨》
緑龍 風雅《白夜》
普通に会話している。
それが逆に不思議だった。
この人。
十二星のトップ。
最強。
なのに。
どこか普通だ。
その時。
風雅が、颯を見る。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
風雅は数秒だけ、 颯を見る。
静かな目。
でも。
何を考えてるのか分からない。
緑龍 風雅《白夜》
それだけ言って、席へ座った。
白狐 颯
なぜか。
少し安心した。
食後。
局内案内の続き。
龍樹 琥珀《葬列》
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
地下施設とは思えない。
まるで一つの街だった。
歩いていると、 局員達が軽く会釈していく。
その殆どが、 十二星を見てだった。
やっぱり。
この人達は特別なんだ。
その時。
ピシッ____
白狐 颯
空気が揺れた。
寒気。
廊下の奥。
一瞬だけ。
黒いノイズが見える。
白狐 颯
目を擦る。
消えた。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
言えなかった。
最近、変なものが見えるなんて。
その時。
遠くから声が聞こえた。
愛水 怜《無刻》
白狐 颯
曲がり角の向こう。
怜と風雅が会話していた。
怜の表情は見えない。
でも。
声は少し硬かった。
愛水 怜《無刻》
白狐 颯
思わず足を止める。
風雅が静かに答える。
緑龍 風雅《白夜》
愛水 怜《無刻》
緑龍 風雅《白夜》
その一言で、 怜が黙る。
沈黙。
空気が重い。
そして。
風雅が、 ゆっくりこちらを見た。
白狐 颯
目が合う。
一瞬。
風雅の足元で、 黒いノイズが揺れた気がした。
でも。
瞬きをした頃には、消えていた。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
聞けなかった。
何も。
ただ。
胸の奥だけが、 少しざわついていた。