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何々!何を見たの?!え?!
死ぬのを先延ばしにする事を決めた時から1週間がたった。
3日前からもうボク達の食べ物はない。
お腹が空いて死にそうだ。
隣を見ると、渚もぐったりしている。
このまま死んじゃうのかな…
その時、2つの影が現れた。
謎の人2
謎の人2
謎の人2
誰…?
謎の人
謎の人2
謎の人は、持っていたリュックから何かを出した。
謎の人2
謎の人2
クッキーだ。
ボクは無意識に手を伸ばす。
謎の人
ボク
渚と分けたクッキーを口に入れる。
うわぁぁぁ…。
こんなに美味しいものを食べたのはいつぶりだろう。
今まで何かを食べたとしてもその辺の虫や草だった。
クッキー、すっごく美味しい。
ボクは渚と顔を見合わせて久しぶりに笑った。
何だか元気が出てきたボクは、顔を上げる。
2つの顔。
そっくりだけど、微妙に違う所もある。
渚
謎の人2
謎の人2
謎の人
ルイ
ボク
二人ともかっこいい。
渚
渚
ハルト
ルイ
ルイとハルトがボク達の顔をのぞき込む。
ボク
渚
ハルト
ハルト
ボク
ルイ
ルイとハルトが顔を見合わせる。
ルイ
ハルト
え…何だろう。
渚
ルイ
ルイ
ハルト
ハルト
ハルト
ボク
渚
ハルト
ルイ
ハルト
ハルト
ハルト
ハルト
ハルト
ハルト
ハルト
ルイ
· · ·どうしよう。
そもそもトラウマって何?
シマウマの仲間?
でもこの話の流れだったら何か怖い言葉なんだろうな…。
渚
ハルト
ハルト
あ、そうだ。
今はこっちの話を考えないと…。
うーん…
ちょっと怖いけど…
やっぱり気になる。
トラウマだかシマウマだかしらないけどボクは知りたい。
渚はどうだろう。
渚
渚も…
ボク
ハルト
ハルト
ルイ
ルイ
ルイ
ハルト
ハルト
そう言って、ハルトは僕達に背を向け歩き出した。
ボク
何だろう…。
とりあえず、着いて行ってみるか。
道がけわしい。
何度か転びそうになったけれど、
渚やハルトやルイが助けてくれた。
そうこうしているうちに、ハルトが足を止めた。
ルイ
ハルト
何だろう。
今のところルイのかげになって何も見えない。
ボク
ふいに、強烈な変な匂いがした。
隣を見ると、渚も鼻をつまんでいる。
ボク
ハルト
ハルト
僕はその“証拠”を見た瞬間、
━━意識を失った。