/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
こんなの違う
ヴィランと言われてた私が
立派なヒーローだって
みんなに認めて貰えた
なのに
また同じようなことをして
みんなのこと
傷つけらんない
なのに
なのに
なんでなの？
体がいうことを聞いてくれない
死柄木くんが
私をおかしくしてるの……？
過去
弔
結花ー
結花 ﾕｶ
わっ！
弔
うわｯ……
弔
ビックリさせんなよ…！
結花 ﾕｶ
んふふっあはっあははっ
弔
笑ってんじゃねぇよ！！
結花 ﾕｶ
いやぁごめんって笑
弔
もしお前がヴィランに
なれなかったら
なれなかったら
結花 ﾕｶ
？
結花 ﾕｶ
急に何……？
弔
話を聞け！
弔
もしお前がヴィランに
なれなかったら。
なれなかったら。
弔
お前が死んだって
ことにするからな？笑
ことにするからな？笑
結花 ﾕｶ
いや、溜めたくせに
そんな馬鹿みたいなこと
言わないでよ……
そんな馬鹿みたいなこと
言わないでよ……
弔
……
弔
ごめん笑
私が死んだことにする……
じゃあつまり死柄木くんからして
私は今蘇ったってこと？笑
おふざけはやめよう……
死んだこと……
弔
俺はお前を救うためなら
どんな手でも使うから
どんな手でも使うから
弔
その時は覚悟しとけよ
結花 ﾕｶ
ほんとに急になんなの？！
弔
なんだいやだったか？
結花 ﾕｶ
いや……その
結花 ﾕｶ
嬉しいけどさ……///
弔
ふっ笑
結花 ﾕｶ
笑うなー！！
弔
お前もさっき
笑ってたろ！！！
笑ってたろ！！！
そっか
死柄木くんは私を救うためなら
どんな手でも使う……
そんなのヒーローじゃん……笑
結花 ﾕｶ
……ｯ
結花 ﾕｶ
死柄木くん…
弔
どうした？
その優しい声が……
原因なのかな……
消太
もういいお前は
下がってろ
下がってろ
結花 ﾕｶ
死柄木くんｯ……！
消太
轟！
結花 ﾕｶ
死柄木くんｯ！！！
弔
結花覚えてんだろ？
弔
俺がどんな手でも使うって
弔
あの一言
弔
覚えててくれてんだろ？！
結花 ﾕｶ
…戻してよ
結花 ﾕｶ
長年居てこんな
悲しくなったの初めてだよ！！
悲しくなったの初めてだよ！！
結花 ﾕｶ
何のための
年月だったの？！
年月だったの？！
結花 ﾕｶ
ねぇ
結花 ﾕｶ
死柄木くんはこんなこと
する人じゃないでしょ…？
する人じゃないでしょ…？
弔
戻ってんじゃねぇかよ……
結花 ﾕｶ
この数日数ヶ月
で死柄木くんは
変わっちゃったの？
で死柄木くんは
変わっちゃったの？
弔
それだけは違う…
弔
変わったのは結花だ。
弔
俺がどれだけ
苦しかったか
苦しかったか
弔
ヴィランになるんじゃなかったのかよ！！
結花 ﾕｶ
それが変わったのは
大分の前の話じゃん。
大分の前の話じゃん。
結花 ﾕｶ
真逆だったんだよ私たち
結花 ﾕｶ
出会ってても
殺しあってたかもなんだよ
殺しあってたかもなんだよ
結花 ﾕｶ
どっちかが死んでても
おかしくなかったんだよ！
おかしくなかったんだよ！
弔
そんなん知らねぇよ……
弔
俺が好きなのは
ずっと一緒にいてくれた
ずっと一緒にいてくれた
お前だから
結花 ﾕｶ
……え？
No.7 終
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
