BLACKBIRDは、ホタルから言われたことがずっと頭から離れずにいたが、返答をする暇もなく戦場に赴くこととなったのだ。
BLACKBIRD
諜報班
BLACKBIRD
諜報班
BLACKBIRD
諜報班
テロは3つの組織が合同で動いていた。
一つは、表向きは政党と語っているが、実際はブキ密売人らと密接な繋がりのある、イスラム・ジャマーヒリーヤ党。この総書記たるムハンマド・アリー=ジャマーラーヒディーこそが、すべてを裏で動かしていた黒幕であった。テロ組織アリカイェーダを操り、BLACKBIRD暗殺事件を起こしたのだ。
だが、皮肉にも彼らが殺した”はず”のBLACKBIRDは、偽名を使い生き永らえていた。
BLACKBIRD
もう一つは、世界統治機構の政治体制に不満を持つ原始共産主義過激派武装勢力、クルマエ・ルージュである。
彼等は、世界統治機構本部執行委員会軍需管理職兼財政管理職であるBLACKBIRDを殺すことで、世界統治機構の影響力を削ごうと考えていた。
BLACKBIRD
そして、最後の一つ、クー・シュリンプス・クランである。
彼等は、イカ至上主義勢力の秘密結社であり、タコや他の海洋類との共存を深めようとしているBLACKBIRDの海洋類友好親善機構が邪魔だった。そこで、BLACKBIRDを殺し、海洋類友好親善機構を潰してしまおう、と考えたのだ。
BLACKBIRD
どの組織も、最終的な目標が一致した事により共同でテロを行う事となった。ただ、実際はムハンマドが殆どの権力を握っていた。
BLACKBIRDは、世界統一防衛軍大元帥直衛部隊と、メタル・プレデター戦闘班を引き連れて、敵テロ組織の合同司令部に遠征した。
現地では、既に世界統一防衛軍陸上軍第658歩兵小隊と世界統一防衛軍陸上軍第66狙撃旅団が待機しており、敵の偵察を行っていた。
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
第658歩兵小隊隊長
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
BLACKBIRD
BLACKBIRD
そうして、夜を待つ........
夜、突撃開始。
BLACKBIRD
アリカイェーダ戦闘員
クルマエ・ルージュの武装民兵
クー・シュリンプス・クランの構成員
戦場では一瞬の隙が死に直結する。
いつ、何時も........
アリカイェーダ戦闘員
クルマエ・ルージュの武装民兵
クー・シュリンプス・クランの構成員
動けなかった敵は次々と神経ガスを混ぜた特殊インクを大量に浴び、もがきながら息絶えた。
BLACKBIRD
BLACKBIRDは、MPR-22B(AKS-74Uが元ネタ)を連射してインクの弾幕を張る。
第658歩兵小隊隊長
しかし、敵も黙ってはいなかった。
アリカイェーダ戦闘員
クルマエ・ルージュの武装民兵
クー・シュリンプス・クランの構成員
隊員
隊員A
BLACKBIRD
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
BLACKBIRD
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
第658歩兵小隊隊長
BLACKBIRD
第66狙撃旅団の狙撃兵
BLACKBIRDと、メタル・プレデター戦闘班、ズカフェノフスキーから遣わされた大元帥直衛部隊は内部へ突入。
BLACKBIRD
ダダダダダダダダダダダダダダ(銃声)
アリカイェーダ戦闘員
クルマエ・ルージュの武装民兵
クー・シュリンプス・クランの構成員
BLACKBIRD
戦闘班隊員
直衛部隊の隊員
直衛部隊の隊員
BLACKBIRD
会議室に突入........
BLACKBIRD
BLACKBIRD
BLACKBIRD
ムハンマド
ムハンマドは澄ました表情で、BLACKBIRDが生きていた事などとうに知っていたかのように喋りだした。
隊員達は自分たちのボスは、大元帥は死んだものだと思っていたので衝撃を受けていた。他の敵でさえも.......
BLACKBIRD
ムハンマド
ムハンマド
ムハンマド
ムハンマドは嫌悪感を感じる程、非の打ち所の無い発言をする。
BLACKBIRD
ムハンマド
ムハンマドがそう叫ぶと、次の瞬間施設が自爆した。
BLACKBIRD
ほぼ全員は一瞬のうちに体を吹き飛ばされ、死んだ。
BLACKBIRDは生きてこそいたが、下半身を吹き飛ばされる致命傷を負っていた。
アリカイェーダ戦闘員
BLACKBIRD
アリカイェーダ戦闘員
アリカイェーダ戦闘員
アリカイェーダ戦闘員
BLACKBIRDは致命傷を負いながらも、なおも、敵を撃った。すべて命中し、AKを構えた恐ろしい殺人鬼の群れは一瞬にして、瓦礫の山を飾る死体の塊とかした。
しかし、BLACKBIRDも、もう限界であった。
BLACKBIRD
そこで彼は最期に、こんな言葉を言い残した。それが、彼の人生のうちで二回目の謝罪であり、最期の謝罪。そして、それが彼の愛する妹たちに向けられたものであるという事は、彼以外、誰も知らなかった。
BLACKBIRD
BLACKBIRD
BLACKBIRD
その瞬間、BLACKBIRDの時間は停止した。それが、彼にとって、死か、栄光であったかは誰も知り得ない。
テーマ曲:Death or Glory(The Clash) https://www.youtube.com/watch?v=g7ilK8Gr9uY&list=RDg7ilK8Gr9uY&start_radio=1
コメント
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いい作品でした