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凛花

てことで誰も待ってない1話完結のお時間です

凛花

梵天軸

凛花

薺ちゃん×ココ

凛花

(多分ココ赤前提?かな)

凛花

薺ちゃんは過去のことについては全て理解しています

凛花

死ネタです

凛花

それではどぞ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

ココ

ドサッ

はい

ココ

…なんだこれ

何って、もしかして忘れた?

ココ

ッ…

あ、わかってくれたんだありがとう

あんたがくれた50億

ちゃーんと持ってきたから

別れよ

ココ

…俺言ったよな

ココ

笑えない冗談嫌いなんだよ

ココ

それに疲れてんだから______

ほんとだよ

私、別れ話で嘘つくことないし

荷物まとめてあるし

じゃあね

ココ

ま、て

ココ

ほんとにわかれるのか??

ココ

なにがわるかった、

ココ

ぜんぶなおす

ココ

かねか、?かねがたりないのか?

そういうとこ

ココ

ぇ…

金で買えないものも解決できないこともあるの

それに最近帰ってきてもすぐ風呂入って寝ちゃうじゃん

ただいまもおやすみもなし

人に得意不得意あるし、仕事の力量とかやる分違うのは理解してる

でもさ、これってただの仕事仲間のシェアハウス程度にしか感じなくなったの

ココ

ちゃんとなおす、ぜんぶなおすから、

じゃあね"九井幹部"

それじゃあ

この時、俺は薺を繋ぎ止められなかったことを改めて自覚した

翌日

マイキー

ココ、今いいか

ココ

どうした?ボス

マイキー

薺が死んだ

ココ

はッ…

ココ

ぼ、ボスでもそんな冗談言うんだな、

ココ

最近冗談流行ってるのか、?

違う、そうじゃない

現実を見れない

見たくないんだ

ココ

薺ッ…!!!!

鶴蝶

九井、お前は見ない方が…

ココ

どけッ…!!!

鶴蝶

ココ

ヒュッ…

声が出なかった

当たり前だ

だって

目の前には_______

まさか、

燃やされるとはね〜、

…ま、いっか、

銃弾をくらっていた私は

もう動けなかった

プルルルルルルプルルルルルル

???

もしもし、

ガチャガチャ

???

…薺、?

せーかい、

さっすが、"青ちゃん"

イヌピー

…今どこにいる

んー言えないとこ、

イヌピー

言え

ごめん、無理、、

イヌピー

言えつってんだろ!!

そんな、怒んなって、

青ちゃん、

何も、言わなくていい、

イヌピー

ッ、

一ちゃんは、今のとこ、無事、

誕生日、おめでとう、

ごめんね、

バンッ…!

イヌピー

!?

イヌピー

おい、薺、

イヌピー

薺!何した!!

た、すけら、れ、なくて、、

ご、め、んなさ、い

ごめ、ん、、みんな、、、

イヌピー

薺ッ!!!

ーー!!!

ーーー!!!!

ピッ

ハァ、

ポチッ

バンッ

送信されました

"あの人"のように、

包帯で巻かれた、

誰かも何かも分からない、

" モノ "

が横たわっていたから

ココ

薺、

ココ

薺ッ…

マイキー

さっき、

薺自身が銃で撃ち抜いたと思われる携帯の大事なとこを復旧させた

その結果

乾青宗との通話履歴

そして

九井への送信履歴

それしか残っていなかった

ココ

ブーブー

ココ

み、てゆ

はじめちゃ

ごもわ

きよちこと

ココ

薺ッ、

ココ

薺ぁ、、

ココ

ごめん、ごめんなぁ…

薺が送ってきたのは

みてる はじめちゃん ごめん きをつけて

これだった___。

イヌピーの誕生日の次の日

10月19日

渡す予定だった、

胸ポケットの四角い箱が

傾いた気がした

凛花

はーい

凛花

おかえりなさい

凛花

解説いらない方は飛ばしてね

凛花

あと自己解釈したい方も

凛花

まず

凛花

冒頭の

凛花

『それに最近帰ってきてもすぐ風呂入って寝ちゃうじゃん』

凛花

これと

凛花

『ただいまもおやすみもなし』

凛花

このことから

凛花

九井は夜遅くに帰ってきて、風呂に入ってそのまま1人で寝ると推測できます

凛花

一方、薺は九井よりは早く帰って来れると読み取れます

凛花

以前は仲が良さそうなので、部署が同じであれば手伝うと思います

凛花

手伝わない(九井の方が遅い)と言うことはおそらく違う部署でしょう

凛花

話を戻します

凛花

これは最後の方にあった

凛花

『胸ポケットの四角い箱』

凛花

これが関係しています

凛花

この流れでわかると思いますが

凛花

九井は仕事終わりに"結婚指輪"を悩んで、決めていたため、帰りが遅くなった

凛花

そして、気付かれないように、素っ気ない態度を取った

凛花

しかし、結果として、薺ちゃんはそれに気付けず、すれ違いが発生してしまった

凛花

続いて、

凛花

イヌピーに電話をかけるところ

凛花

これは、九井とイヌピー、それに加え薺ちゃんが親しかった、ということです

凛花

少しの音でイヌピーが気づいたとこがありましたね?

凛花

少しの音というのは曖昧にはしましたが、建物が崩れる音、服の擦れる音、そして"火の音"が電話越しでも聞き取れたからです

凛花

過去のことがありますからね、

凛花

嫌な予感という名の直感で問いただした、ということです

凛花

同じシーンで発砲音が1発

凛花

前提も含め説明します

凛花

元々"足"にくらっていた薺ちゃん

凛花

頑張れば逃げれました

凛花

しかし、薺ちゃんは昔から友達として好きだったイヌピーと恋愛的に好きだった九井の大事な人、赤音さんを助けれなかった

凛花

その記憶があり、逃げることはしませんでした

凛花

自分への戒めで、弟であるイヌピーに聞こえるように、致命傷にはならないよう自分のお腹に撃ちました

凛花

贖罪として、弾丸と火、共に灼熱の痛みで苦しみ死ぬためですね

凛花

九井ではなくイヌピーに電話をかけたのは、一方的に責めて謝ることがもう出来ないこと、昔のことを思い出したことによる九井への申し訳なさからです

凛花

そして、忘れ形見として、九井をイヌピーに託すためです

凛花

イヌピーが必死だったのは幼馴染という理由もありますが

凛花

イヌピー→薺ちゃん→九井→赤音さん

凛花

という一方的な片想いから来てますね

凛花

ちなみにイヌピーとの通話中にみんなに謝ったとこの意味としては

凛花

みんなは梵天やイヌピーの人だけではなく、元仲間や亡くなった人も含めています

凛花

元仲間や亡くなった人には梵天の人たちを止められず、

凛花

梵天やイヌピーたちには自分が死んでしまうから

凛花

という意味が込められています

凛花

そしてマイキーが最期のやり取りをしたイヌピーに何もしなかったのは

凛花

イヌピーは梵天に害を及ばさないこと、イヌピーを処理すると今度こそ九井が壊れることを理解したからです

凛花

鶴蝶が九井を制止しようとしたのは鶴蝶は過去に誰かから九井の過去を聞いていたからということです

凛花

最後にあった、"10月19日"

凛花

この日は薺ちゃんの誕生日です

凛花

イヌピーの次の日ということで覚えやすかったのでしょう

凛花

それに加え、付き合って7年目の記念日でもあります

凛花

つまりこの話は

凛花

誕生日であり、記念日でもある日にプロポーズをしようとした九井と

凛花

それに気付けず、九井のトラウマとも呼べる炎の中で生涯を終えることになった薺ちゃん

凛花

というとても暗い話でした

凛花

じゃあまたね

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