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彼女からの手紙

彼女からの手紙

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1

彼女からの手紙

♥

40

2020年11月24日

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絢香

今までありがとう
さようなら、、、

拓海

待ってくれ!
行かないでくれ
絢香!

拓海

わぁぁぁ!!

拓海

夢か、、、

拓海

いつも絢香が死ぬ夢を見るな、、、

お母さん

拓海!いつまで寝てるの
早くしないと遅刻するよ

拓海

わかってるよ

お母さん

はいお弁当!

拓海

ありがとう

拓海

行ってきまーす

お母さん

行ってらっしゃい!

絢香

拓海おっはー!(笑)

拓海

おっはー絢香

絢香

ねぇねぇ
今週の土曜どっかデートしようよ

拓海

いいけど
どこ行くんだよ?

絢香

それは、、、

拓海

どうせ拓海が行きたいとこなら
どこでもーだろ?笑

絢香

ごめいとう!

拓海

はぁ、、、
わかったよまた決まったら
教えるよ

絢香

本当に?
ならよろしく!

先生

よーし授業始めるから
席つけー

絢香

はーい

拓海

はーい

拓海

ただいま

お母さん

おかえり
どうだったの?

拓海

何が?

お母さん

何がってテストよ

拓海

あぁー
良かったよ点数

お母さん

なら良かったわね

拓海

うん!

ひまり

応答なし

応答なし

拓海

ん?誰だこの人
かけてみるか

拓海

通話終了

通話
00:00

拓海

もしもし?

ひまり

あ!もしもし!
拓海くん?

拓海

はいそうですけど
どちら様ですか?

ひまり

急にごめんなさい
私絢香の母です

拓海

あっ!絢香のお母さん!
すみませんどうしたんですか?

ひまり

実は絢香が、、、

拓海

絢香がどうしたんですか?

ひまり

さっき事故にあって亡くなったの

拓海

えっ?
何を言うんですか
そんなことないでしょ

拓海

嘘つかないでください

ひまり

嘘じゃないのよ、、、
第一病院に来てくれたら
わかるわよ

拓海

今すぐ行きます

先生

ひまり

拓海

絢香!

絢香

、、、、

拓海

絢香?おい?
寝てるふりするなよ
なんかのドッキリか?
先生まで呼んでひっかからないぞ!

先生

拓海違う絢香は、、、

拓海

は?先生までそんな嘘を
言うのですか?

拓海

おい絢香!

絢香

、、、、、

拓海

返事しろよ!!!

絢香

、、、、、、、

拓海

嘘、、、だろ?

拓海

おい、、、
今週の土曜一緒にデート
するって約束しただろ

拓海

僕の行きたいとこなら一緒に
行くんでしょ?

拓海

なんか言えよ、、、
絢香!!!

ひまり

拓海くん、、、、

ひまり

拓海くん
絢香がね亡くなる
数時間前にね
なんかの時ね読んで欲しいって
拓海くんにわたして欲しいって
言われたから受け取って

拓海

わかりました、、、、

先生

よしもう時間も遅いし
拓海先生が送って行こう

拓海

、、、、、

先生

、、、、、

先生

残念だったな

拓海

、、、、、。

先生

まぁ事故ってのは気をつけてても
なる時はなるしな、、、、

拓海

、、、、、、、、

先生

拓海!
もうシャキっとせんか!

先生

お前がいつまでもそんな
感じだったいつまでも
絢香が休まれないだろ!

拓海

、、、、、、、

お母さん

おかえり

拓海

、、、、、、、、

お母さん

何よへんじぐらいしなさいよ

拓海

黙れよ、、、

お母さん

な、何よその言い方は!

先生

お、お母さん

お母さん

あっ先生どうしたのですか

先生

実は、、、

お母さん

、、、、、、、、、、
そうなんですか、、、、、、、

お母さん

お母さん

ありがとうございました

拓海

、、、、、、、

お母さん

拓海?
おはよう

お母さん

昨日はごめんなさい
お母さんちょっと挨拶にいってくるからお留守番よろしくね

拓海

、、、、、、、
そっか今日絢香の葬式だったけ

拓海

リビングに移動しよ

拓海

、、、、、、、、、、

拓海

そいえば手紙、、、
見てみよう

絢香

拓海へ
この手紙を見てるのなら
私は死んじゃたんだね(笑)
ごめんね拓海だけにして
拓海と出会えてね私幸せだった
拓海とデートしていっぱい話して
時々喧嘩した時もあったけど全部が
楽しかったよ
でも1つだけ私は心配をしています
拓海は優しい人だけど
とても寂しがり屋なので
私がいなくなったら死んじゃったら
ついてこようとするんでしよう、、
そんなことしないでね
もししたら私嫌いになるからね!
私の分まで長生きして
私の分まで幸せになってね
いつまでも見守ってるよ
またね、、、 絢香

拓海

なんだよ、、、
なんだよこの手紙

拓海

全部おみとうしかよ!

拓海

せっかくそっちに行けたのに

拓海

う、、うう、、

拓海

ごめな、、

拓海

ごめんごめんごめん、、、、、、

拓海

うぅうわあああー

拓海

お母さん

ただい、、、
拓海!何してるの

お母さん

包丁なんか持ってきて

拓海

お母さん、、、
ごめんなさいごめんなさい
僕は、、、、、、、、、、

お母さん

いいのよいいの私こそごめんなさい
話聞いてやれなくてこれからは
2人で絢香ちゃんの分までいきましょうね

拓海

うん!
長生きして
絢香の分まで
幸せになる、、、、、、

拓海

その後10年後
僕は結婚した彼女によく似た人と

拓海

おかえり絢香

莉子

えっ?なんか言った?

拓海

いいやなんもないよ(笑)

莉子

そう
ご飯にしましょうか

拓海

そうだな

拓海

絢香、、、
僕は今お前の分までかは
分からないけど
幸せです

絢香

良かったね
お幸せに!(笑)

拓海

今声が聞こえたような、、、
気のせいか(笑)

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

12

ユーザー

素晴らしいストーリーでした👏

ユーザー

素敵なお話ですね😿 初コメ&フォロー質問しますm(_ _)m

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