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‎【Sad love】留美ちゃんは祐樹先輩依存症【連載終了】

第5話 - 第5話祐樹先輩依存症

2,207

2021年08月12日

#ドラマ

#ちょいエロ

#青春恋愛

#切ない

#一次創作

海埜架夢/🏙🎬

和田留美

う……っ

羽山祐樹

（とりあえず……するしかないのか…？）

羽山祐樹

（留美ちゃん……凄く辛そうだ…）

祐樹先輩は留美が落ち着くまでキスをしていると。

羽山祐樹

（とにかく、唇以外に…）

和田留美

……っ───

羽山祐樹

……留美、ちゃん？

留美はそのまま眠ってしまったため、直ぐに病院に連れていった。

和田留美

あれ…ここは…

和田留美

え、びっ病院…？！

医師

和田さん、目覚められたようですね

和田留美

あの、どうして私は病院に……

医師

それは、彼に聞いた方が早いかもしれないよ

和田留美

彼…？

先生の目先には祐樹先輩がいた。

和田留美

祐樹先輩、これはどういう……

羽山祐樹

その、ストレートに言うと…

羽山祐樹

昼休みに屋上で2人でいた時に

羽山祐樹

急に留美ちゃんが……俺に発情しだしたんだよ

和田留美

……っえ？

和田留美

わ……私が、ははは発情……っ？！

医師

落ち着いてください

医師

その時、和田さん……留美さんは

医師

ひどく祐樹に縋っていた、甘えていたようです。

医師

熱を出し何度も抱擁やキスを求めてくる苦しそうな留美さんを放っておけなかった祐樹は

医師

貴方を落ち着かせようとキスをしたようです

和田留美

き、キス……っ！！？

和田留美

そそれって……口に…

羽山祐樹

ごめん留美ちゃん、覚えてないかもだけど近付いた途端留美ちゃんから口に近づけられて…

羽山祐樹

でも防いで首とかにしたから……

和田留美

え……ご、ごめんなさい……！！ありがとうございます…

羽山祐樹

いや、俺はいいんだけどさ…

和田留美

（口にしても可笑しくないのに……やっぱり本気、なんだ…）

そして詳しく質問をされることになり。

医師

留美さんは男嫌いだったり、もしくは

医師

男性恐怖症だったりはするかい……？

和田留美

あ、いえ…そこまででは無いですけど…あんまり男性慣れはしてません…ね

医師

少し、野暮な質問だが、男性に襲われたり虐められたことはあるかい？

和田留美

……男子に虐げられたことは、昔、小学生時代にあります…。

和田留美

でも最近…男の人に2回ほど…襲われたことが、あって……

医師

すまないが、その2回はいつの事だったか覚えているかな…？

和田留美

えっ…と、一回目が……っ

和田留美

えっと…学校から帰ってる時に中年男性に襲われて…だから…

医師

ゆっくりで大丈夫だよ

和田留美

ありがとうございます……

和田留美

多分、1週間前ぐらいだと思います

和田留美

2回目がちょうど昨日で…

羽山祐樹

……！

医師

思い出すと気持ち悪いかもしれないがそれはどこで誰にか聞いてもいいかい…？

和田留美

はい……えっと

和田留美

昨日の放課後、教室…空き教室で

和田留美

その、祐樹先輩のファンクラブが学校にはいるんですけど

医師

さすがモテ男だな

羽山祐樹

迷惑だっつーの…

和田留美

でも、私みたいな地味な女と祐樹先輩と仲良くしてるのが気に食わないみたいで…笑

和田留美

ファンクラブの中心メンバーである

和田留美

アイナさんとコノハさんとシズカさんの3人に呼び出されて

和田留美

アイナさんの彼氏…っていうか

和田留美

3年生の先生…に襲われかけた、ことです…

医師

それは、怖かっただろう。

和田留美

ほんと、怖くて、もう襲われてもいいかな…って泣きそうになりながら思ってたんですけど

和田留美

いつのまにか教師突き飛ばして急所蹴りあげて全力疾走して逃げてましたね笑

羽山祐樹

留美ちゃん、俺のせいでごめん、ほんと…

和田留美

先輩は悪くないですって笑

和田留美

丁度友達が居合わせて家まで送ってくれたので

医師

…留美さんは、祐樹に対しては警戒心はないようだね

和田留美

そうです、かね……？

医師

でなければ、リラックス(発情)しないと思うからね

和田留美

……っ

和田留美

（記憶は無いのにめちゃくちゃ恥ずかしい……っ！！）

医師

私の推測だとね…

医師

君はいわゆる…「祐樹依存症」の可能性が大いにある。

羽山祐樹

は、…え……？

和田留美

な何ですかその巫山戯た名前……っ？！

医師

君は散々な男性関係を歩んできたと思う

医師

そんな所に祐樹が現れて……ときめいてしまった。

和田留美

なっ…！違います…！！

医師

でも君は現に、祐樹に発情した。

和田留美

そ、それは……

医師

それはこの人なら信用できるから、と思ったからなのではないかい？

和田留美

それは……そうかもしれませんけど…からといって発情したりしますかね……

和田留美

だってそんな、急に依存症なんて、ありえなく無いですか……？！

医師

これが有り得るんだ

医師

人が薬物に依存するのと一緒で

医師

人は人に、自分に優しくしてくれる人に依存しやすい

医師

特に留美さんのような人だと特にです。

和田留美

……っ

和田留美

治す方法はないんですか…！

医師

残念ながら、個人の場合は不明です

和田留美

そんな……っ！

医師

…ですが、発情時に発情を止めることは出来ますし

医師

薬もあります

和田留美

その、止める方法ってなんなんですか……？！

医師

……平たく言えば、祐樹に癒してもらうこと

医師

もっと簡単に言えば、祐樹と関係を持つことです

羽山祐樹

正直まだ、怖がられてる部分もあると思ってたよ。

和田留美

私にも分かんないんです

和田留美

昨日…家まで送ってもらった後も

和田留美

人肌が恋しくなって、祐樹先輩に電話しそうになるし

羽山祐樹

いつでもしていいんだよ

和田留美

それに…昨日襲われてたときも逃げてた時も何故か頭の中では

和田留美

祐樹先輩への助けを求めてて……っ

すると、祐樹先輩は優しく留美を抱きしめて頭を撫でた。

和田留美

せ、先輩……？

羽山祐樹

さっきの医者は俺の兄貴なんだよね

羽山祐樹

ずっとお前も医者になれってしつこく言われてた

羽山祐樹

でも俺に特に夢はなかった

羽山祐樹

でも、今、夢ができた。

和田留美

え……？

羽山祐樹

留美ちゃんは俺依存症（祐樹依存症）なんでしょ？

和田留美

み、みたい…です

羽山祐樹

なら俺が留美ちゃんのために

羽山祐樹

留美ちゃんの薬になる

和田留美

それって……

羽山祐樹

留美ちゃん、苦しくなったらいつでも言ってね

羽山祐樹

直ぐ駆け付けるから

和田留美

先輩───

和田留美

……っ！

和田留美

先輩っどこ触って……？！ここ外だし、人います、から……っ

羽山祐樹

じゃ、留美ちゃん家いこ？

和田留美

えっ…！！

和田留美

ま、まぁ…いいです、けど…

和田留美

（私、何言ってんの…？！）

ドンッ

和田留美

せ、先輩─？

和田留美

（扉に押し攻められて…これ壁ドン……っ！？）

羽山祐樹

こんなに大切にしたいって思って「我慢」や「寸止め」なんかしたの…

羽山祐樹

留美ちゃんだけだよ……っ

チュ──────

和田留美

ん……っんん！

舌を絡められ白い透明な糸が留美と祐樹を結ぶ。

和田留美

待っ……っ待っ、て……祐樹せん…ぱっ…

羽山祐樹

もう、待ったよ…

和田留美

やだ、祐樹先輩、初めてはベッドでしたい……っ

羽山祐樹

……っ！

寝室

和田留美

祐樹先輩……

和田留美

ベッド…そこ…だかっら…

羽山祐樹

顔赤いけど、大丈夫？

和田留美

大丈夫です……っだから早くベッドに──

ドサッ

祐樹は留美をベッドに押し倒し焦らすように留美の衣服を脱がしてゆく

和田留美

先輩……っ焦らしてます…か…？

羽山祐樹

……ちゃっかり勝負服なんて来ちゃってさ…

ブラのフックを外すと同時に留美の胸にキスを落とす祐樹

和田留美

ひゃ……っ…！

羽山祐樹

理性が幾らあってももたねえっつーの……っ

羽山祐樹

（もう、発情してんじゃん…っ）

和田留美

先輩……私、先輩に隅々まで、触れて欲しい…

羽山祐樹

はあぁ…ったく…

チュ──────

和田留美

んぁ……っ！

和田留美

ああ……っ！んぅ……っあ、ん…っ

羽山祐樹

声エロすぎかよ……

和田留美

祐樹先輩……お願い……っ

和田留美

何してもいいから私に、もっ…と触ってください……っっ

羽山祐樹

じゃあ、お願いしてみてよ？

羽山祐樹

俺におかしくしてほしいってさ

和田留美

イジワル…っ

羽山祐樹

ほら、言ってごらん……？

和田留美

んぅ…おか、し…くしてくだぁ…っさい……っ

羽山祐樹

いい子いい子…っ

羽山祐樹

……ちょっと激しくするよ？

和田留美

あんっ…あんっ…ぁ！！

和田留美

ひ……っん…

和田留美

だ、ダメ……っそ、こっ……んぁ！！

羽山祐樹

ん……っ…はぁ、はぁ……

羽山祐樹

挿れるよ……、？

和田留美

……っ

和田留美

祐樹先輩…ぁ

羽山祐樹

……祐樹でいいよ

和田留美

んっ…………

和田留美

祐樹っ……くん

羽山祐樹

……ッ！

和田留美

私を…祐樹くんっのナカで…

和田留美

めちゃくちゃにして……っっ

羽山祐樹

はぁ……どうなっても、知らないよ

羽山祐樹

俺依存症の留美…っ

淡いキスを何度も交わし 2人は一線を超えた───

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