変わってない

短い連載

｢変わってない｣

中学２年の冬

当時の頃の俺は 頭が追いつかなくて

頭が追いついた頃には もう桃くんの姿は無くて

涙を流した

その後親の仕事の事情で 転校することになった

先｢赤さんが転校を~…｣

桃くんは下を向いていて どうでもよさそうだった

当たり前か、

俺の事振ったんだもん、

これでよかったのかも

なんて思ったり

あれから数年経った

俺も春から高校生

新しい友達

新しい制服

新しい環境

色々な新しさに期待を胸に 校舎へ1歩踏み出した

最悪な彼に会うなんて

信じたくないけれど

同じ制服、、これは

こんなはずじゃなかった

楽しみだった気持ちなんて 1つも無くなっていた

…

気まず、

でも俺の高校はマンモス校だ

クラスが同じになる 可能性なんてなかった

それなのに、、、

なんでこんな最悪なこと起きるの！？

しかも

空気重すぎ、

俺は嫌味風に 桃くんにいった

そんなキレることなくない！？

何さっきから見てきて

視線感じるってば

俺の高校生活 どうなってしまうのでしょう

♡~1000