~私(音桜)が15歳の時の話~
私は学校に友達がいなく、
中休みには一人で本を読んでいる…
毎日が楽しくなく、ただ心の中で「学校今日も行きたくないなあ…」とつぶやく毎日…
音桜(主)
お母さん
母
ん?何?
音桜(主)
学校からおたより貰ってきたよ
母
あら、見せてちょうだい
音桜(主)
うん
私は母に学校からの手紙を渡した
母
いじめられてないか、友達がいるか、についてですって
音桜(主)
…
母
うふっ、音桜はお友達いるわよね?大丈夫よね
まるでプレッシャーを与えられるみたいに言ってくる
音桜(主)
も、もちろん
そんなこと言われたら嘘つくしかない
心配かけたくないし
母
ε-(´∀`*)ホッよかったわ
母
心配しちゃって…お友達居なかったら…
この時嘘ついて良かったなって思う。
安心してくれた…お母さんには傷つけたくない…
数日後
今日も笑顔(嘘笑顔)で学校に行く
中休み
また読書をしている私
そしたら…
ギャル(衿)
ねぇ
音桜(主)
!
音桜(主)
(この子…この学校で一番目立つ子じゃ…)
音桜(主)
(どうして私なんかに話しかけるの…?)
ギャル(衿)
ねぇ…?無視?
音桜(主)
あ、はい…なんですか?
ギャル(衿)
なんでみんなと遊ばないの?
音桜(主)
えっと…
ギャル(衿)
読書…楽しい?
音桜(主)
あ、はい…
ギャル(衿)
へぇ~変わった子w
音桜(主)
…
グイグイ押し付けられたような感心…
ギャル(衿)
目立ちたいでしょ?
音桜(主)
えっ?
この一言で私の人生が変わる…
ギャル(衿)
今日の放課後うちんとこ来て
音桜(主)
え?
ギャル(衿)
駄目?
音桜(主)
行きます…
ギャル(衿)
良かったぁ
音桜(主)
お邪魔します…
ギャル(衿)
いらっしゃぁい
グイッ
音桜(主)
ッ?
野々村(ギャル)さんが私にメイクする
ギャル(衿)
可愛い…うん。可愛いよ
鏡を見ると何自分の未来が見えるような気がした
その日から私はギャルになり、
今は反抗期の時期
いつの間にか私は派手なグールプのリーダーに…
音桜(主)
こんな…こんな人生するつもり…なかったんだけどな…
と、涙目でつぶやいた。