気づくと、rn達のパフォーマンスは終わっていた
母
yanは帰る?
お母さんにそう言われたが、帰る気にもなれない
もっと、こんな技を見たい
yan
俺、最後まで見たい
母
え?いいの?
yan
うん、もう少し見たい
母
ならいいよ
帰り際
yan
ねぇ、rn
rn
なんですか?お兄ちゃん
yan
あの、rnと同じチームのオレンジ髪の女の子
yan
なんて名前?
rn
なんでですか?
yan
別にどうでもいいだろ?
rn
etoちゃんです。お兄ちゃんと同い年ですよ
yan
へぇ
表では、こんなふうに言ってるけど
内心すごく驚いている
俺と同い年の人が、こんなすごい技を出せるなんて…?
rn
五歳から始めたそうですっ!
俺が怪獣ごっこをしていたあの年齢で⁉︎
yan
す、すごいね…
やべぇ、表にも動揺が…
yan
俺、ダブルダッチやってみたいんだよね
rn
そうなんですか…?
口からぽろっと出てきた言葉
yan
この年齢からやり始めてもいいのかな?
rn
始めるのに、遅いことはないですよ
rn
好きなことは好きな時に始めればいいんです
ガキのくせにいいこと言うな…
yan
そっか…
次の日…
頭から離れない
あのすごい技
俺はできるのかな
やりたいけど、できない気もする…
こんな時は
yan
ねぇ、jpp
jpp
何?
yan
あのさ、ダブルダッチやってみたいなって思うんだけど
jpp
何それ?
yan
縄跳び二つ使って飛ぶやつ
jpp
あぁ、部活あるよね
yan
そうだっけ?
やべっ、部活紹介の時間寝てたのバレた
jpp
うん、それに入ったら?
yan
えぇ?入るんだったらjppも一緒に…
jpp
却下、俺帰宅部貫きたいから
yan
えぇ?いいじゃん入ってくれても
yan
俺ら、親友だろ?
jpp
そんな言うなら…
jpp
いいけど…
yan
よっしゃ!ありがとう!
こうして、俺らはダブルダッチの部活見学に行くことになった
どんな部活なんだろ
楽しみだなぁ