ピーピーピーピー
「レイさーん!聞こえますかー?!」
「レイさーん!」
〇〇
病院に着いた時、
〇〇
お母さんがベットで目を瞑っていた。
顔や体には火傷の跡があって。
酸素マスクをして医師の方が心臓マッサージをしていた。
医師
〇〇
〇〇
看護師の方が私に気づいた。
「キム・レイさんの娘さんですか?」
〇〇
〇〇
「今お母さんは意識を取り戻すために心臓マッサージしています。」
「危ないですので離れてください」
〇〇
ピーピーピーピー
音が鳴るたびに心臓がバクバクになる。
怖い。
〇〇
〇〇
医師
〇〇
医師
「はい!!」
〇〇
私の声なんて届いてもいない。
むしろ話している場合じゃないみたいだ。
医師
医師
ピーピーピー
バンっ!
〇〇
〇〇
お母さんは振動で体が浮き上がった。
それでもまだ効いていないみたい。
医師
ピーピーピー
バンっ!
医師
〇〇
医師
〇〇
私はただ突っ立っているだけだった。
怖くてなにも、、。
イル
バンビ
ナムジュン
スサヤ先生
スサヤ先生
スサヤ先生
ナムジュン
ユンギ
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ジン
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ジン
ユンギ
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ジン
ユンギ
スサヤ先生
スサヤ先生
スサヤ先生
ナムジュン
ジミン
テヒョン
ホソク
バンビ
イル
イル
エル
ボミ
ボミ
ユンギ
ジョングク
ユンギ
ジョングク
ユンギ
ユンギ
ジョングク
ユンギ
ユンギ
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ユンギ
バンビ
ホソク
ナムジュン
イル
ナムジュン
ジン
ジミン
ユンギ
全員が帰ったあと。
スサヤ先生
ユンギ
スサヤ先生
スサヤ先生
ユンギ
スサヤ先生
ユンギ
ユンギ
スサヤ先生
ユンギ
ユンギ
スサヤ先生
ユンギ
スサヤ先生
スサヤ先生
ユンギ
ユンギ
スサヤ先生
ユンギ
スサヤ先生
スサヤ先生
ユンギ
ユンギ
スサヤ先生
スサヤ先生
スサヤ先生
〇〇
お母さん
兄ちゃんがまだいた時はとても優しいお母さんだった。
〇〇
母の日に兄ちゃんとあげたカーネーション。
もらった時のお母さんの顔。
お母さん
涙を流して喜んでくれた。
本当に嬉しかったな。
〇〇
でも兄ちゃんがいなくなって、
〇〇
お母さん
お母さんって呼んでも応えてくれない。
お母さん
お母さん
私のせいで兄ちゃんがいなくなって、
〇〇
そのせいで私に対しての態度が変わってしまった。
〇〇
そりゃそうだよ。
私だって自分が憎い。
自分じゃなくて兄ちゃんが生きていれば、
未来に希望がある兄ちゃんが生きていればよかったんだよ。
私がお母さんの立場になってもそう思うよ。
〇〇
でもある時、
家に帰るとお母さんが1人で泣いていて
私がお母さんのそばにいてあげたの。
その時お母さんは、
お母さん
お母さん
〇〇
お母さん
お母さん
〇〇
お母さん
〇〇
お母さん
〇〇
お母さん
お母さん
お母さん
最初はよくわからなかった。
でも崩れ落ちて泣く姿見て、
この時思ったの。
〇〇
この人を守ってあげなきゃ。
次の日にはまた私に対しての扱いが荒くなる。
でもこの人は私のお母さんだから、
私にとって大切なお母さんだから。
〇〇
〇〇
でも
医師
目の前にいるお母さんは
お母さん
呼吸が止まって眠っている。
〇〇
医師
〇〇
私はもう、
家族がいないんだ。
〇〇
〇〇
〇〇
夜中の1:00すぎだった。
私は兄ちゃんに会いにきた。
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
涙を堪えていたけど、
〇〇
やっぱり辛い
ガラス越しにいる兄ちゃんの写真は笑顔なのに、
兄ちゃんの顔を見ると元気出るはずなのに、
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
涙が止まらない。
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
私はその場で崩れ落ちた。
もう夜中の1:00すぎなのに、
いつもの俺だったら合宿から帰って速攻寝ると思ったのに。
気付いたらこのビルにいる。
ユンギ
爺ちゃんに会うってのもあるけど、
でも違う。
あいつなら絶対ここにいるはず、
エレベーターに乗って5階へ
降りて右に曲がると、
〇〇
鼻をすする音が聞こえる。
ユンギ
もうそれだけですぐわかった。
〇〇
ユンギ
〇〇
体育座りして泣いているとユンギ先輩が目の前にいた。
〇〇
あまりにもびっくりして慌てて涙を拭いて立ち上がった。
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
声が震えてはっきりと喋れない。
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
するとユンギ先輩は私を強く抱きしめた。
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
その言葉を聞いた途端、
一気に涙が溢れて、
今まで我慢してきた涙が全部出てきた。
嗚咽が出て、
声をあげて泣いた。
〇〇
ユンギ
〇〇
ビルを出てすぐ横にあるベンチに座っているとユンギ先輩が暖かい飲みものを買ってくれた。
〇〇
ユンギ
ユンギ先輩が隣に座って距離が近くなる。
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
俯いているとまた涙が出てきそうだった。
すると
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
驚いて涙が乾いてしまった。
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
なんだか恥ずかしい、、
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
私は俯いてユンギ先輩の話を聞いていると、
〇〇
ユンギ
この時胸の奥がグッと締め付けられた感覚だった。
初めて先輩が名前を呼んだから。
ユンギ
ユンギ
さらにユンギ先輩の手が私の頬に触れた。
〇〇
〇〇
一気に距離が近くなってもう逃げ場がない状態。
ユンギ
ユンギ
〇〇
その言葉を聞いた瞬間、
〇〇
涙がポロっと落ちた。
ユンギ
ユンギ
ユンギ
どんどん涙が出てきて、
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
子供のように声を出して泣いてしまった。
でもユンギ先輩は優しく頭を撫でてくれた。
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
優しすぎるよ、、。
それからまた泣き続けた。
私の家は家事でボロボロに。
なのでここずっとおばあちゃんの家で生活をしていた。
そんなある日おばあちゃんの友達がアパートを用意してくれたらしい。
部屋はだいぶボロアパートだけど家賃のことを考えたらまだ生きていける。
ということで今日からアパートに引っ越すことになった。
しかも一人暮らし。
一人暮らしなんてできるような人間に成長したとは思えないけど、
おばあちゃんに迷惑もかけられないし、
自分も自立しなきゃいけないし、
頑張らなきゃと思いながら荷物をボロアパートへ運んでいると、
〇〇
テヒョン
〇〇
テヒョン
テヒョン
段ボール持って散歩なわけがないでしょ。
〇〇
〇〇
テヒョン
テヒョン
〇〇
〇〇
テヒョン
〇〇
テヒョン
テヒョン
テヒョン先輩ってこのボロアパートに住んでいたとは、、。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
〇〇
テヒョン先輩の声がデカくて歩いている人がちょろちょろこっちに視線を。
まぁ恥ずかしいわけよ私は。
テヒョン
テヒョン
〇〇
〇〇
テヒョン
重たい段ボールを三段重ねで持って階段ダッシュをしたテヒョン先輩。
これから先どうなることやら。
先が見えない(笑)
コメント
4件
主様💖この物語全て連載に出来ますよ😖💦
最高すぎて溶けました…!!
わぁ、好きです!主さんの物語いつも参考にさせてもらってます!!((勝手にすんな