顔を上げ、口を開いた
哀歌
哀歌
哀歌
そう、なるべくおかしく断った
何故か、言葉がするりと口から出た
こんなにも、変な風に断ったのは、初めてだった
私がこんな風に断ると思っていなかったのか
目を白黒させている
私だって不思議だったから、
それは当然の反応だと言えるだろう
でも、いつもの様子を取り戻したのか、
少し笑っている
サッチ
サッチ
頭をクシャクシャに撫でられる
哀歌
でも、そんな事お構い無しに、
おかしくなるくらい、笑っていた
サッチ
どうやらこの人は引く気がないらしかった。
哀歌
サッチ
サッチ
そう、自慢げに話すのだった。
夢主
そういい紅茶を出してくれた
哀歌
こういう時、どうすればいいか分からない
本当はありがとうが正解なのだろうけれど、
上手く口が開かなかった。
夢主
夢主
哀歌
ぶっきらぼうに返すが、何も触れない
夢主
夢主
ズキっと胸が痛んだ。
その理由を、私は知っていた
哀歌
興味のなさそうに答えることで、精一杯だった
コメント
8件
(¯□¯ )ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙好きദി ᷇ᵕ ᷆ )♡
面白かったです! 続き頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧