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千夏

栞!屋上でお弁当食べよ〜!

オッケー!

あー!屋上で二人きりで食べるお弁当は特別美味しい!

千夏

だね!

男子高校生A

屋上で弁当食おうぜ

男子高校生B

おう

千夏

…ん?他の生徒も屋上でお弁当食べるんだー

(あっ…男子高校生が入ってきた…!だれ…?)

千夏、この人たち知ってるの?

千夏

知らないけど…。

千夏

(かっこいい…)

翔太

お邪魔しまーす

ちーーーっす

こんにちは〜😄

千夏

こ、こんにちは…

千夏

(やばいこっち来るじゃん!あんなかっこいい子と一緒に食べるなんてムリ…)

翔太

一緒に食べよ

うん!

名前、なんていうの?

私が栞で、となりにいるのが千夏です!

翔太

そうなんだ、僕は翔太で…

俺が、蓮!よろしくな

よろしくお願いします!

あれ、千夏は?

なんでずっと黙ってるの??

千夏

え、い、いや、なんでもないよ……

千夏

よろしくお願いします…。

翔太

(なんか千夏っていう子元気ないな…)

翔太

ところで、2人はなんの部活入ってるの?

翔太

ちなみに、僕はサッカー部!

私は、野球部のマネージャーやってます!

おっ、やっぱりどこかで見たことあると思ったな…俺、野球部だからさ

そうなんですか!

縁がある〜!

千夏

私は、バレー部です

そうなんだ!

1ヶ月後──────

千夏、屋上行こ!

千夏

おけー!

私たちは、翔太と蓮たちと昼食をとるのを楽しみにするようになった

でも、ワイワイ楽しむことはいつまでもできなかった

野球部で───

蓮!ちょっと相談が…

ん、どうしたの?

実は、翔太を好きになっちゃったんです…!

あ、ああ、そうなんだ

(本当は、僕が栞のこと好きだったんだけどな…)

それで、いつか告白したいんですけど…どうしたらいいかわからなくて

よければ、翔太と仲のいい蓮にアドバイスとかあればお願いしたくて…

そういうことなら、ごめん

え?

俺、恋愛とか苦手なんだ

そうなんだ…

でも、ありがとう!

ううん、そんなことないよ

ありがとう!

じゃ、告白頑張って!

うん!

千夏

栞〜!好きな人とかいる?

んーいるけど

千夏は?

千夏

おー!いるんだ!私もいるよ〜

えーっ!だれだれ?

千夏

それは…翔太!

え!私も翔太好きなんだよね…

千夏

は?

え?

千夏

なに言ってるの?

千夏

あなたが翔太と釣り合うとでも思ってんの?

千夏

チビだし性格悪いし

え…

千夏

え…じゃないよ

千夏

翔太は私がもらうから、諦めな

でも…

千夏

でも、なに?

2人とも好きなんだったらそれでいいじゃん

千夏

よくないよ

なんで?

千夏

だって、あなたに翔太は釣り合わないから

翔太

わっ!翔太?

千夏

あ!翔太〜!

翔太

ちょっと、千夏、来い

千夏

…うん

(あれ、なんか千夏テンション低い…?好きな翔太に呼ばれてるのに)

(どうしたんだろ…2人にはちょっと悪いけど、こっそり聞いていよっと)

翔太

おい、どうだった?

千夏

……翔太のこと好きだって

(ん?なんの話?)

翔太

ははっっ

翔太

じゃあさ、告白勧めてみてよ

翔太

それで、栞と暇つぶし程度に遊んで、フるからさ

千夏

うん……

(えっ?栞と暇つぶし程度に遊んで、フる?)

(どういうことだろう…)

ね!千夏!

千夏

ん?

なんの話ししてたの?

千夏

……

まさか…告白!?

おめでとう〜🎉

千夏

いや…そういうんじゃなくてさ…

翔太

栞、ちょっといい?

うん

翔太

あのさ、実は僕、栞のことが好きなんだ

え…

(私も翔太好きだけど、千夏に、私を遊んでフるって言ってたよね…!?)

(まさかそのために告白してるとか…!?断った方がいいかな…でも、翔太は諦めきれない…)

翔太

ダメ…かな?

ちょっと考えさせて

翔太

わかった

千夏

栞、まさか告白?

うん、なんか、千夏も翔太好きなのにごめんね

千夏

ちょっと待って

千夏

それ、断りな

なんで?

千夏が翔太好きだから?

千夏

違うの、前に諦めろって言ったともこの理由なんだけど…

千夏

ちょっと言いづらいんだよね

わかった

それが断った方がいい理由になるんだったら、断る

だから、教えて?

千夏

うん

千夏

実は─────

千夏

前、好きな人いるか聞いたじゃん

千夏

あれはね、翔太に聞いてって頼まれたの

なんで…?

千夏

翔太は、栞が翔太のこと好きって気づいてたんだって

え…

千夏

で、翔太は栞のこと好きじゃないから、うっとうしいらしくて

千夏

気があるふりして、暇つぶし程度に遊んで、フるために告白したの

そういうことだったんだ…

千夏

え?

いや、なんでもないよ

千夏、わざわざ教えてくれてありがとう

千夏

ううん、気にしないで

翔太には断るね

なんか、ごめんね

千夏

えっ?なにが?

私、千夏に諦めろって言われたとき、千夏が翔太のこと好きだからだと思ってて……

ちょっと、恨んでた……

千夏

ううん、仕方ないよ

千夏

私がちゃんと言わなかったんだもん

千夏

そう思うよ、誰でも

ありがとう、千夏

おい、今の聞いてたけど、どういうことだ?

蓮…

栞、翔太に使われてたのか?

千夏

うん、そうみたい…

あいつ、そういうとこあるんだよな

え?どういうこと?

翔太、同じようなこと毎年繰り返してるんだ

女に付き合うふりして遊んで使ってる

そうだったんだ…

だから、信用しない方がいいと思うよ

うん、ありがとう…

なぁ、栞、俺は、栞のことが好きだ

付き合ってくれませんか

(蓮は嘘つくタイプじゃないし、翔太とは違う…)

(OKしちゃおうかな)

(あっ、千夏が、笑顔でうなづいてる…いいんじゃないかってことかな?)

はい!

お願いします!

ああ、よかった!

千夏

2人ともおめでとう🎉

ありがとう、千夏!

私の最高の親友だよ!

千夏

うん!

これからもよろしくな

うん!

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