先輩
先輩
🎶~🎶~🎶🎶🎶~
みい
みい
彼を初めて見たのは 高校3年生の頃
それは冬の文化祭で
ギター部の演奏会だった
トップバッターで 華麗に弾きながら歌う先輩を見てたら
気がついたら目が離せなくて
惚れてしまったんだと思う
それからというもの
私は先輩の大学に入ることを決め
私は今ギター部の一年として 活動している
もちろん、先輩と…って思ってたけど
先輩にはいつも女子が溢れてて 今だに話せてない
でも
先輩のことがまだ好きで どうしようもない
彼の演奏を聴くたび
さらに惹かれていく自分がいる
みい
よね
よね
みい
よね
みい
みい
よね
よね
よね
みい
みい
よね
よね
よね
よね
みい
みい
みい
よね
みい
よね
よね
みい
みい
よね
みい
みい
みい
みい
よね
よね
みい
みい
みい
みい
みい
みい
みい
みい
恐る恐る 一歩づつ階段を踏み出す
あと、3歩
2
1
?
部室に入る直前 何やら怒鳴ってる女の声がして
これ、部室でだよね?
?
バチンッ
何か痛々しい音が聞こえたと 同時に
すごい勢いで扉が開き 女が私の横を走り抜ける
そして
中にいる先輩と
バッチリ目が合う
みい
みい
みい
みい
先輩
先輩
先輩
先輩
みい
先輩
みい
みい
先輩
みい
みい
中に入ると
大きいテーブルに先輩のギターと 小さいソファーがあって
先輩はそのソファーに座る
先輩
みい
わあ、先輩の隣…
これだけでも幸せすぎて お空に召されそう…
先輩
先輩は少し首を傾げながら こちらを見る
何て答えようか…
みい
みい
みい
先輩
先輩
みい
みい
先輩
先輩
先輩はふわっと優しく笑う
みい
みい
みい
先輩
先輩
先輩
みい
みい
先輩
みい
先輩
みい
先輩
まるで分かってやってるみたいに
いたずらな笑顔で "みみちゃん"って言うの
もうすでに
"みみちゃん"は 私のなかで特別になった
みい
先輩
先輩
みい
先輩
みい
みい
私が言った後
部屋に力強い前奏が鳴り響く
いつもよりもどこか感情的で
いつもよりもどこか哀しげで
先程出ていった女の人が思い浮かんだけど
今、この瞬間は私のために 歌ってくれてるんだな…
そう思うと
嬉しくて感激でいられなくなって 思わず口を押さえる
先輩
みい
みい
みい
先輩
先輩
先輩
みい
みい
先輩
先輩
みい
みい
先輩
先輩
みい
みい
みい
先輩
みい
みい
その時、
ぎゅうっと先輩に抱きしめられる
みい
先輩
先輩
先輩
みい
顔がぐっと近づくと
"ちゅっ"
おでこに軽く唇が当たる
みい
先輩
先輩
みい
先輩
大学1年生
これから青春が始まる予感…!
ーーーendーーー
作者
作者
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コメント
5件
教室から、出ていった女の人めっちゃ気になる〜
キュン死に寸前…