優奈
んっ………ハァ、よく寝た〜
優奈
昨日は飲みすぎたな…
優奈
頭も痛いし…
優奈
ん…?
優奈
何この紙袋…それに手紙もある…
優奈
えっーと、
優奈
僕はずっとあなたを見ています、今その紙袋を開けてはいけないです、?
優奈
何これ?誰かのいたずら?
優奈
(でも誰……!)
優奈
昨日一緒に飲んだ明美か洋介か英二かな?
優奈
なーんだ、そうか!ホント、しょうもないことするんだから笑
優奈
とりあえず、洋介に電話してみよう
ピコンピコン
クローゼットの方から電話が鳴った
優奈
?
優奈
あ、そこにいるのね笑
優奈
もー、バレてんだから出て……!
そこには血だらけの洋介がいた
優奈
きゃー!
優奈
何で……
優奈
そ、そうだ、救急車と警察呼ばないと
優奈
?
優奈
………置き手紙?
優奈
警察を呼んではいけない。僕はずっと見ています。呼んだらどうなるでしょうか……
優奈の背筋に冷たいものが走る
優奈
と、とりあえず、落ち着こう
優奈
(犯人はいつでも殺せるような言い方だった…)
優奈
(今もどこかに隠れて私を見ている………?)
優奈
(もしかして、明美と英二のどっちかってことは……?)
優奈
( もしどちらかなら、説得できるかもしれない…!)
優奈
(自然な風に聞いてみよう…)
優奈
明美と英二起きてる?
英二
起きてます
明美
どうしたんですか?
優奈
いやー、2人ともうちで結構飲んでたから大丈夫かなって!
英二
マジ頭痛いですよ笑
明美
大学行きたくないです笑
優奈
?
優奈
2人とも話し方変じゃない?
明美
そんなことないですヨ〜
優奈
私の小学校の時のあだ名言ってみて?
英二
何でですカ?
優奈
いいから!
明美
ぴょんぴょんですよネ?
英二
そうそう、その筆箱持ってたからですよ!
優奈
2人と会ったのって、中学だよね?
優奈
何で知ってんの?
優奈
言ったことなかったし
優奈
あんたたち誰!
明美
英二
明美
気づいちゃったんですね…
優奈
あんた誰…?
明美
すぐに分かりますよ
明美
紙袋を開けてみたらどうでしょう?
優奈
紙袋…?
ガサガサ
優奈
え……?
そこには明美と英二の顔があった
優奈
いやーー!!
明美
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
明美
僕は優奈ちゃんの一番近くにいますよ
優奈
へ…?
明美
2人で同じ日に生まれて
明美
隣の部屋に住んでいて
明美
幼稚園の時、優奈ちゃんに友達がいなかったから僕がそばにいましたよね
優奈
あんた…
明美
小学校の時、夜の学校に忍びこんで探検しましたよね
優奈
何でそれを知って…
明美
中学校も高校も、
明美
僕はずっと優奈ちゃんの近くにいました
優奈
まさか…
明美
なのに優奈ちゃんは僕の気持ちも気付かず、他のやつと付き合って
明美
大好きな優奈ちゃんでも僕は許せなかったです
明美
だから僕はここまでして優奈ちゃんを怒りに来たんだよ?
優奈
ねぇ、あんたもしかして…
優奈
…………洋介?
洋介
正解ですよ
そこには包丁を持った洋介が笑顔で佇んでいた






