地縛霊の貴方

病院帰りだっけ....

俺は軽傷だったからすぐ帰された

ﾄﾞﾝｯ

それからその男の子は話してくれた

虐待されてたんだって...

酷い話だ

そう言うとその子は来た道を戻った

俺はハンカチとお金を上げて...

病院に行くように言った

ピーンポーン

その時の俺は何を考えていたんだろう

と言った俺は

拳が女の顔を目掛けていた

何も考えていなかったのか

俺は土足のまま

ずかずかと入り込む

自分よりはるかに大きい身体

だが俺は...

気づいたら血だらけ

俺の血じゃない

全部

返り血

俺は笑いが止まらなかった

だが...家に帰ると

後悔が生まれてきた

あの男の子はこんな事知らない

虐待された事を話していれば

もう家に帰ることはない

いつかばれる

捕まって

最悪ﾀﾋ刑

人気の無い森の奥

俺の目の前には縄

俺..ここで首吊ったんだ

とうとう縄を首にかけて

ぶら下がった

直ぐに意識を失った

んで...気づいたら

その瞬間床が抜け落ちた

...そして

気味が悪かった

俺は歩き出そうとした

数歩歩いたら何故か

透明の壁があるのか...

そこから歩けない

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