僕は唯斗
朝、目が覚めると
僕の足はトイレへと動いていた
唯斗
(動きたくも無いのに何でトイレまで来たんだろう…?)
唯斗
(まぁ…ここまで来たんだしトイレするか)
あの出来事は起きてすぐの事だったため、「怖い」なんて1ミリも感じなかった
では話を続けて行こう
唯斗
🥀
唯斗
🌹
唯斗
ふぅ
唯斗
スッキリしたぁー
唯斗
(ん?)
唯斗の前のドアに にぼやけているが文字が書かれていた
唯斗
(なんだこれ)
唯斗
(こんなの前まではなかったのに…)
そこにはこう書かれていた
『右ノカベヲミルナ
唯斗
なんじゃこりゃー
唯斗
こう言われると見たくなるんだよなぁー笑笑
唯斗は面白半分で右の壁を見た
すると今度は
左ノカベヲミルナ
と、書かれていた
唯斗
うわぁ
唯斗
誰かしらのイタズラだろ笑笑
ダメだと思いながらも左の壁を見たら
今度は
天井ヲミルナ
と、書かれていた
そして天井を見上げると
そこには大きな赤い字で
絶対ニフリムクナ
と、書かれていた
唯斗
(怖いわ……)
唯斗
(でもここまで来たんだし振り向くしかないや…)
唯斗
(友達に話すネタにもなるし!)
そうして唯斗は遂に後ろに振り返ってしまった
そこには
前髪で顔が隠れている少女が立っていた
黒目が無く、歯も1本も生えていない
その少女は口をパクパクさせながら何か言っている
俺には最初あれが「へっへふな、へっへふな」と聞こえた、
だが、
だんだん声がハッキリと大きくなって行って
聞こえたんだ
絶対に喋るな
と
でも、怖すぎて
俺は
唯斗
ぎゃああああああああああああぁぁぁ
……叫んでしまったんだ……
すると少女は口を開け始めた
ほっぺたが裂けるくらいまで口が広がっていき
バクっ!…
俺の頭を丸かじりにしたんだ』







