/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
主
今回もコラボ的なのをやらせて頂きました
主
この方です
ミカ様
…どうも…
主
ミカ様です
ミカ様
…はい…
主
今回も自分ではなく、とある悪魔執事の三人になってもらいます
主
それは一体誰なのでしょうか…？
ミカ様
…それでは…
主
スタート
ミカ様
わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に
ミカ様
三つ編みの先客に、声をかけてしまった。
ミカ様
「ねぇ、やめなよ」
曲名【わたしのアール】
ミカ様
口をついて出ただけ。
ミカ様
ホントはどうでもよかった。
ミカ様
先を越されるのが、なんとなく癪だった。
ミカ様
三つ編みの子は、語る。
ミカ様
どっかで聞いたようなこと
ラト
「運命の人だった。
ラト
どうしても愛されたかった」
ミカ様
ふざけんな！ そんなことくらいで
ミカ様
わたしの先を越そうだなんて！
ミカ様
欲しいものが手に入らないなんて
ミカ様
奪われたことすらないくせに！
ラト
「話したら楽になった」
ミカ様
って
ミカ様
三つ編みの子は、消えてった。
ミカ様
さぁ、今日こそは と 靴を
ミカ様
脱ぎかけたらそこに
ミカ様
背の低い女の子
ミカ様
また声をかけてしまった。
ミカ様
その背の低い子は、語る。
ミカ様
クラスでの孤独を
ベリアン
「無視されて、奪われて、
ベリアン
居場所がないんだ」
ミカ様
って
ミカ様
ふざけんな！ そんなことくらいで
ミカ様
わたしの先を越そうなんて！
ミカ様
それでも、うちでは愛されて
ミカ様
あたたかいごはんもあるんでしょ？
ベリアン
「おなかがすいた」
ミカ様
と 泣いて
ミカ様
背の低い子は、消えてった。
ミカ様
そうやって、何人かに声をかけて
ミカ様
追い返して
ミカ様
わたし自身の痛みは誰にも言えないまま
─ 間奏 ─
ミカ様
初めて見つけたんだ。
ミカ様
似たような悩みの子
ミカ様
何人目かに会ったんだ
ミカ様
黄色いカーディガンの子
フェネス
「うちに帰るたびに、増え続ける痣を
フェネス
消し去ってしまうため
フェネス
ここに来たの」
ミカ様
と 言った。
ミカ様
口をついて出ただけ。
ミカ様
ホントはどうでもよかった。
ミカ様
思ってもいないこと
ミカ様
でも、声をかけてしまった。
ミカ様
「ねぇ、やめてよ」
ミカ様
ああ、どうしよう
ミカ様
この子は止められない
ミカ様
わたしには止める資格が無い。
ミカ様
それでも、ここからは消えてよ
ミカ様
君を見ていると苦しいんだ。
フェネス
「じゃあ今日はやめておくよ」
ミカ様
って
ミカ様
目を伏せたまま消えてった。
ミカ様
今日こそは、誰もいない
ミカ様
わたしひとりだけ
ミカ様
誰にも邪魔されない
ミカ様
邪魔してはくれない。
ミカ様
カーディガンは脱いで
ミカ様
三つ編みをほどいて
ミカ様
背の低いわたしは
ミカ様
今から飛びます。
中の奴。
こんにちは、中の奴です
中の奴。
リクエストありがとうございます
中の奴。
どうでしたか？曲が良かったですね、俺はこの曲が好きになりました
中の奴。
ミカ様、何回もコメント＋リクエストをありがとうございます
中の奴。
それでは＿
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
