ある日の夜中にバイクでドライブしてた
○○
(なんかスピード上がってないかな?)
○○
ねえ廉スピード落として
廉
なんや怖いんか
○○
うん
廉
じゃあ俺に愛してるって言ってそしたらスピード落としてあげる
○○
愛してる、愛してるから今すぐスピード落として
廉
もちろんやけど今までにないくらい強く抱きしめて
廉
そしたらスピード落としたる
私は今までにないくらい強く抱きしめた
廉
廉
廉
廉
○○
お願い、今すぐスピード落として...
廉
分かったって、でも俺のヘルメットを取って○○が被ったらな
私は廉の被ってるヘルメットを取って被り、 また言った
○○
被っただからスピード落として...!
廉
ごめんな○○好きやで♥
○○
えっ......
ドン
廉はスピードを落としてと言う前からブレーキが効かない事に気づき私にヘルメットを被らせて「愛してる、抱きしめてと」廉はそれが最後になるだろうと分かっていて自分を犠牲にして空に旅立った
大切な人がいつもそばに居るとは限らない いつ居なくなるかも分からない
❦ℯꫛᎴ❧