ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
2番の歌詞から曲パロにするには 少し難しかったので普通のストーリー です!!🙇💦
入れられる歌詞はセリフとかにして ちょくちょく入れていきます🍀*゜
ゆう
ころん
・nmmn 苦手な人回れ右!
知らない病院から電話がかかった
「さとみさんのお知り合いですか?」
心臓がドクドク高鳴って、それと同時に泣きたくなった。
看護師さんに聞こえるか聞こえないかの声で「はい」と答えた。
一通りさとみくんの病気のことを聞いて、最後に、「さとみさんは治療をよく頑張っておられました」と言った
ころん
ころん
看護師さん
看護師さん
ころん
しばらく泣き続け「荷物などについてですが…」と看護師さんが切り出した
看護師さん
看護師さん
ころん
看護師さん
ころん
その日はよく眠れず、寝不足のまま 病院に行った。
ガラガラ
ころん
そこには当然誰も居なくて。
海外旅行に行ってたくらいだから、 さとみくんのお母さんたちも知らなかったのかな。
さとみくん、最期1人で死んじゃったのかな。
…僕が隣に居たかったな
ころん
僕は条件も守ってちゃんと覚えてた のに。
ころん
「ごめんてww」 そんな声が聞こえないことに違和感 を持つ。
ころん
ころん
1人ぼっちなの……?
そんな呟きは、真っ白な部屋に 溶けていった。
すぐには荷物を片付ける気にもなれなくて、しばらくベットに座ってぼーっとしていたけど、
ふわふわしたシーツの心地がよくて、 寝不足なのもあり寝落ちした
ころん
……
…………
……ころん
ころん
さとみくんの声だ。
……夢か。明晰夢ってやつ。
ごめんな、約束守れんくて
ころん
ころん
約束の条件は確認しないことと、 メモしないこと。
会うのは大丈夫なはずなのに。
僕とのLINEも消されてたし。
会ったら俺が条件守れんと思ったから
ころん
ころん見たら、「約束覚えてる?絶対治すから」って言っちゃいそうじゃん
ころん
ころんが思ってるより強くねぇし、 俺の事忘れて欲しくないんやって。
ころん
出来ることならこんな不幸忘れたい
忘れてしまって、普通の幸せを 手に入れたい。
なのに忘れられないのは さとみくんだから。
大好きだから。
ころん
ころん
でもさ、
「忘れられるわけないでしょ」 そう言うのを遮ったのはさとみくん。
忘れて欲しくないけど、忘れて欲しい
ころん
ころん
ころんには幸せになって貰いたいんよ
……たまに、たまにでいいから、
俺と過ごした事も思い出してくれたらそれで十分なんだわ
ころん
そう言うなって笑
俺もこっちで幸せになっからさ
ころん
ころん
忘れたい。でも忘れたくない。
自分の気持ちがごちゃごちゃになって どうしたらいいのか分からない。
…じゃあ分かった。また逢う日を 決めようぜ
日にちまで決めといたら、 約束ちゃんと果たせるやん
ころん
さとみくんは、もう居ないのに。
どうやって果たせるの。
じゃあころんが幸せだったと思えた その年の、12月31日な。
ころん
条件追加な、お前が幸せになること。
俺もこっちから見てるからさ、 いつかの12月31日会おうぜ。
場所は…そうやな、いつもの公園な
ころん
もう僕はさとみくんがこの世には いないとか、そんなのどうでも良かった。
「会おうぜ」って言ってくれた事が嬉しくて必死だった。
…絶対言うと思ったわ、笑
だーめ、ころんが心から幸せそうに してたら会いに行くから
ころん
何年お前と居たと思ってんだよ笑
楽しいか楽しそうじゃないかくらい 分かるわ
さっき泣いてたじゃん。幸せそうには見えんかった
泣かせたの俺だけど。ごめんな
条件が僕が幸せになること、なんて…
ころん
一生無理じゃん。
僕はさとみくんがいないと幸せ になれるわけないのに。
……じゃあ、もうそろそろお前の体 起きるんじゃねぇの
またな。約束、覚えとけよ
ころん
ころん
…あぁもちろん、幸せになれよ
返事は、言えなかった。
ころん
ころん
ころん
夢でさとみくんと話した。
「会おうぜ」って言ってくれた…!
いつだっけ…12月の……
ころん
なんか条件あったよな…
ころん
ころん
ころん
なんだっけ…忘れちゃいけないのに。
ころん
ガラガラ……
看護師さん
ころん
看護師さん
ころん
看護師さん
そうだ、僕は荷物を片付けに来たんだ
夢のことは後にして、とりあえず 片付けよう
ころん
ころん
ころん
ころん
泣いちゃダメ。泣いたら、 さとみくんと会えなくなっちゃう
服の袖でゴシゴシ目元を拭うけど、 溢れてくる温かいのは止まらなくて。
……なんで泣いたら、 会えなくなるんだっけ…。
ころん
あれから約半年後の大晦日。
ころん
いつも彼と待ち合わせ場所だった公園に行く。
あの日から僕は1秒たりとも さとみくんのことを忘れたことは無い
さとみくん何してるかな、
天国で女の子と遊んでるのかな、
それはやだな、僕がいるのに
なんて、くだらないことだけど。
未だに、あの夢のことは はっきり思い出せない。
何か、何か大事なことが抜けている 気がする。
ころん
そう呟いて、扉を押した
ここの公園は遊具がないから 人気は無く、静かな場所。
2人でいるのにちょうどいいって、 さとみくんが言ってたっけ。
さとみくん、デートする時絶対 待ち合わせ時間より早くいるから、 僕も気遣って早く来てあげてたんだ。
結果的に2人とも時間より早く着いて 「お前、俺/僕とのデート楽しみにしすぎw」なんて言ってたなぁ。
ころん
あぁまた泣いちゃう。
バカでかい声が聞こえないのに違和感
僕の手を包んでくれる大きな手が 重ならないのがこわい。
優しい目で僕を見てくれる人が 隣に居ないのが不安。
さとみくんが隣にいないのが、寂しい
ころん
ころん
1度弱音を吐いたら止まらなくて。
ころん
ころん
なにをしても満たされない。
大好きなゲームも、 お酒を飲んでいても。
1度壊れたパズルにぴったりはまる ピースは、さとみくんだけだった。
ころん
ころん
なんで来てくれないの。 約束したじゃんか
幽霊でもなんでもいいからさ、 その大きな体で僕を抱きしめてよ。
お前のせいで僕、半年でどんだけ 泣いたと思ってんだよ。
早く来て。そんで1発殴らせろ
寂しいんだって。辛いんだって。
ころん
ころん
…泣き疲れたな、 こんなに涙脆かったっけ
全然寝れてないからかすごく眠たい
誰もいないし仮眠程度に少し眠ちゃお
……寝たらまた、さとみくんに、
ころん
…
………
……ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
……仮眠なんだろ、あんなとこで 寝てたら風邪ひくから早く起きろ
ころん
……ダメ。じゃあな
ころん
ころん
ダメ、まって。現実の僕。
まだ起きないで。目を覚まさないで。
ころん
ころん
……起きちゃったんだ…。
結局さとみくんには会えなかったなぁ
12月31日、この場所。
……何か大事な条件、忘れてる
ころん
僕は、次の年も、その次も、 ずっと12月31日は公園に行って 待っていた。
だけどさとみくんが姿を表すことは 無かった。
違うんだって、ころん
お前がやるべきことは俺を想って 泣くことじゃない。
お前が忘れてることは、 「幸せになること」。
1番、忘れて欲しくなかった。
……でも、ごめんなころん。
ころんが俺を忘れて幸せになるなんてできないのは分かってたんだ。
それなのにあんな 無理難題を言ったのは。
大好きだから。愛してるから。
…いや、もっとダサい理由だったな
…俺を、忘れて欲しくなかったから。
だからもう一生会えないけど、 一生俺のこと忘れないでほしい。
そして俺のためにころんの悲しみの カケラを落として欲しい。
約束ひとつも守れなくてごめん
最後の最後に都合のいいわがまま 言ってごめん
こんなズルい彼氏でごめん
だけど俺はいつだって傍にいるから。
ころんの事が大好きなのは絶対に 変わらないから。
だから、許してほしい。
……あぁほらまた、泣いてる。
俺のこと思い出して泣いてんだろうな
きっと、そんな日は来ないけど、
また、また会えたら。
その時は、俺は。
「嫌い」って、言うかも。
俺の事忘れて幸せになったんだって。
「幸せになってくれてありがとう。 大嫌い」って。
きっと、俺たちはお互いに 依存しすぎたんだ。
いい意味でも、悪い意味でも。
どこで間違えたのか分からないけど、
俺は1秒だって忘れたりなんか しないし、ころんが生きてるだけで 俺だって元気に傍を歩けるから。
間違っても、失っても、
いつだって、
ころんの幸せを、願ってるよ。
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
頑張ったから♡…ください……(小声)
コメント
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朝から涙が止まりません…(´;ω;`) なんか辛いです笑(感動しすぎて(?))
遅すぎるのですが、コメント失礼しますm(._.)m 涙で顔ぐっちょぐちょになりました...ww めちゃくちゃ好きです( ´;゚;∀;゚;)