小気味良いベルの音が鳴る。 作業をやめ店の入り口へ向くと、そこには見馴れた顔があった。
???
亜珠
ぴょこ?
亜珠
ぴょこ?
亜珠
ぴょこ?
ぴょこ?
亜珠
亜珠
ぴょこ?
「ありがとうございます」と一礼して踵を返した亜珠を、先の客が呼び止める。
ぴょこ?
ぴょこ?
亜珠
ぴょこ?
亜珠
ぴょこ?
ぴょこ?
亜珠
亜珠
揺れるパーカーのフードを見つめ、そのまま視線を上部へ滑らせる。 吊るされたお椀型の照明が可愛らしい。
ぴょこ?
ぴょこ?
どこか重圧感のある鉄製扉を前に、男は逡巡をめぐらせていた。
???
???
???
???
???
奇声とも取れる悲鳴があがり、丁寧な言葉遣いの男?はすぐさま頭を下げた。
???
???
???
???
???
???
鍵穴に鍵を挿すと、彼は大きく扉を開く。 「どうぞお入りください」と一言添えて、訝しむ彼を中へ通した。
???
案内を終えると、彼は奥の扉へと消えていった。 部屋の中は会話をするには十分な広さであり、綺麗に整頓されている。 上等なソファに自然と頬が緩むのを感じながら、男は雇い主の登場を待った。
???
ちょうど出された紅茶に口をつけた時、扉の開く音と気怠そうな男の声が聞こえる。
カルタ
寝癖のついた頭をガシガシと掻いて、大きなあくびをする様はマヌケそのものだ。
カルタ
???
カルタ
???
カルタ
津雲 秦気
カルタ
津雲 秦気
津雲 秦気
カルタ
カルタ
津雲 秦気
カルタ
不審な男は、そのまま向かいの一人掛けソファに腰を下ろす。先ほどの不機嫌な顔はどこへやら、爽やかな微笑みで津雲を歓迎した。
四二噛 カルタ
四二噛 カルタ
津雲 秦気
津雲 秦気
ハクバ
ハクバ
リューゲ・ライ
ハクバ
リューゲ・ライ
ハクバ
ハクバ
リューゲ・ライ
リューゲ・ライ
ハクバ
ハクバ
リューゲ・ライ
リューゲ・ライ
リューゲ・ライ
ハクバ
部屋の扉を開けた途端、ふわりと深みのあるダシの香りが鼻をくすぐる。
???
???
???
ライライ?
ライライ?
ライライ?
ライライ?
???
???
ライライ?
犬丸
犬丸
ライライ?
犬丸
犬丸
ライライ?
???
先ほどのやり取りを思い返して、男は不安げに言葉を漏らす。 少し眠ろうかとパソコンの電源を落とした時、扉がコンコンと軽快に鳴いた。
???
???
???
???
???
???
琥珀
???
琥珀
???
???
琥珀
一桜
スマホに視線を落としたままだが、指の動きが止まっている。一見無視しているようで何かと耳を傾けてくれる彼に、琥珀は温かな笑みを湛えた。
琥珀
一桜
一桜
一桜
琥珀
一桜
用も済み、一桜は扉の取手に手をかけ……その場で立ち止まる。
一桜
一桜
一桜
囁くようなか細い声は消え入り、彼は部屋を去った。
琥珀
——普段より力強く扉を閉めて。
コメント
27件
「ヒョォッ」←か わ い い 津雲くんなんも問題ないです!!ありがとうございます……!! 続きをゆっくりと待っておきます…😌
全ペア最高に尊いです…!🥲 皆さんのキャラがちゃんとたっていて最高です💘
めっちゃいいじゃないすか!?!?色々キャラがあって楽しいです〜!!続きが早くみたい…笑でも、我慢して気楽に待ちまーす。無理せぬようしてくださいね〜