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*我々国、軍本部*
トントン
ロボロ
軍本部の一角、情報搾取部隊が管理する部屋に書記長のトントンが来ていた
総統グルッペンに観光客の話をしてから、更に1週間が経過していたが、いきなりロボロから呼ばれたのだ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
何故、まだほかの可能性があるのにも関わらずアビリティープレイヤーの軍団だと確信が持てたのか
まぁそんなこと、どうでもいいだろう
当時の彼からすれば
トントン
ロボロ
アビリティープレイヤーは軍に所属できない。
当たり前だ
世界の理に反して生まれた“危険分子”なのだから
何処の軍も取らないのは、暴れたら手が付けられない
ロボロ
ロボロ
ロボロ
トントン
トントン
ロボロ
ロボロ
そう言って、トントンは部屋を出ていった
バタンと扉が閉まり、部屋に広がる静寂
いつもなら、部下たちがキーボードを叩く音が微かに聞こえるが、出払っていることもあって聞こえない
?
情報搾取部隊が保有する部屋に怪しい影があった
ロボロに化けた男が振り返ると、縄で縛られこちらを睨んでいる本物のロボロがいた
すると、ロボロの姿だった男の姿がピンク髪に変わり白のベレー帽を被った男になった
?
?
青年はいつもロボロが座っている椅子から立ち上がり、ロボロと目線を合わせるために屈み
ニヤニヤ笑っている
ロボロ
雑面からは見えないが恐らく目の前にいる青年を睨んでいるのだろう
多少の威嚇だ
しかし、青年は怖じけることなく答える
?
?
彼はそう言ってたロボロの前に「白い封筒」を置いた
?
?
?
?
ロボロ
?
?
?
彼はロボロの考えを見透かしたかのように、笑い応えた
ロボロ
?
?
?
彼はそう言うと、“ピンク色”の渦に包まれて姿を消した
それと同時に、ロボロを縛っていた縄も消えていた
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
「兄さん」 本名、出身ともに不明の謎に包まれている人物でグルッペンより長く軍にいた古参 現在は軍本部に留まらず、各国を回り武器を調達する部隊 『武器調達部隊』を率いている