これは実際に無さそうでありそうだけど無かった本当の嘘話
この話の舞台は8年前、私が小学生だった頃の話…
私の従姉がある悩みを持っておりました。それは「死にたくない…」最近祖父を亡くした従姉はただ漠然とした「死」というものに対しての恐怖を持っているのだと思っていました…それが違うと分かったのは一週間後、彼女がある結論を持ってきたのです。「死なない為には1度死ぬしかない」そんな言葉を聞いた私は笑ってしまいました。それでは死んでしまってるのではないか、意味がないだろと。彼女は大真面目に言っていたので子供ながら口は閉じましたが心では笑っていたのが本当のところ。叔母は笑顔で見守っていたので家では言っていなくて私にだけ相談してくれた事が分かったので少し嬉しかったのもあります。まぁそんな幸せな時間とは壊される運命にあります…こんなに死を拒否していた彼女は3年前人混みに突っ込んだ車に引かれその事故唯一の死亡者となり、その生に幕を閉じました…彼女の葬式の時叔母がその頬に触れ「もうこの子は死ななくて済むのね…」と…その言葉を聴いた時私は膝から崩れ落ち泣き出してしまいました、こんな悲しい結論を知っていたんですね…その言葉を従姉に掛けたとき叔母の顔は人生で見た中で1番美しい光景でした…
ここまで見てくれた人居るの?これ全部嘘だから安心してね、従姉妹は元気です!死に悩んでないし葬式も参加してない!
みなさんが持っている死への見解や恐怖、ぜひこんな所で吐き出してみてはいかがでしょうか
こんな可笑しい嘘話ご精読ありがとうございました
コメント
88件
めっちゃリアルw