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fwak
ak視点
隣に座っているふわっちが心配で俺は体温を確かめるために手を伸ばした
ガシッ!!!!!!
その手をふわっちが掴んだ
『…ふわっ、ち?どうし…』
突然のことに驚いていると、ふわっちは俺を地面に押し倒した
『え…?』
ふわっちの顔が見えない
抵抗したくても、両腕はふわっちに掴まれ、地面に押し付けられている
『ね、ねぇ、どうしたの?』
「あきな」
さっきまで黙っていたふわっちが急にしゃべったかと思うと、彼は俺にだんだん顔を近づけてきて…
「…チュッ」
柔らかいリップ音が部屋全体に響き渡った
テレビはついていたのに、その音だけがあるような空間に
ゆっくりと、ふわっちの唇が離れていく
『ふわっち…?/ //』
自分でも、顔が熱くなってるのが分かる
戸惑ってる俺のことは関係なしに、ふわっちは俺のシャツに手を潜らせた
『ちょっ!?//どこにいれて!?//』
神様や、叶さんに聞いたことがある
…性行為
でも、聞いていたことと違うのは男同士だと言うこと
こういうことが起こったり、されたりした場合はすぐに抵抗しろ、と言われていた
抵抗、は…できないか
でも、本当にふわっちはこんなことをするだろうか
俺なんかにしようとは思わないだろう
そんなのんきなことを考えているとき、ふわっちと目があった
『…ッ!』
彼は猛獣のような、雄の目をしていたんだ
それをみたとたん、喰われるって思った
同時に怖いとも思った
『やだ…ふわっち…ねぇッ!』
ふわっちの手は止まらない
ゆっくりと、俺の服の中にいれていく
『ッねぇってば!!!!!!』
俺がそう叫んだとき、ふわっちの手はぴたりと止まった
そして、そのまま俺に体重をかけた
『…ねぇ?どうしたの?』
俺の質問にふわっちは答えない
代わりに、小さい寝息が聞こえてきた
『…寝たの?』
こいつ、酔いすぎたあまり手を出しすぎたんじゃないか?だってふわっちはこういうの興味ないだろうし、俺とやろうなんて思ってないだろう
そう思うとむきになった自分が馬鹿らしくて、鬱陶しく思った
俺はふわっちを上からどけて、ソファに寝せて上げた
寝ているときも、唇がふれあったときの感覚はずっと抜けなかった
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