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ak視点
《んで、どうしたん?》
俺は葛葉をカフェに呼び、雑談していた
急に呼び出されたことで驚いていたが、きてくれた
《俺こんなお店あんまなれないんだけど》
『ごめん…えっとね…』
『好きって、どういうことだと思う?』
しばらくの沈黙
正直自分でも何を言っているんだと口を塞ぎたくなるようなこと
でも、俺たち天使には完全に人の心があるわけでもない
分からないことだらけで、自分の抱く感情は不思議なものだ
《…好き、ねぇ、俺とローレンみたいな関係 》
『それは分かるんだけどさ、付き合ってるし』
《じゃあなに?》
『どうして、お互いのこと好きだって分かったのかなぁって』
《そんなん一緒にいて楽しいとか思うことじゃねぇの?》
『そうかもしれないけど…』
確かにふわっちといるときは楽しい
でも、この間のことがあってから全くふわっちをみれない
なんもやましいことがなければ、普通に接することができるのに
《三枝師匠はふわっちのことが好きなの?》
『…分かんない…好きなのか、どう思ってるのか』
《うーん…じゃあさ、あきなはふわっちが他の人とくっついたりしたらどう思う?》
『他の人…?別になんとも思わないんじゃないの? 』
《そっかぁ…あきなはまだ分かんないんだな…純粋そうだし》
『じゅんすい?』
《いんや、こっちの話ね
ていうかなんでそんなこと聞くの?前までなんもなかったじゃん》
『いや…それがさ…』
俺はあの夜ふわっちと起きたことを話した
《なるほど…ん?え?》
『だから、ふわっちに…』
《それは分かった、分かったけど…なんで?》
『それがしりたいんじゃん』
《うーん…》
そのとき、葛葉のポケットのスマホが振動した
《あ、ローレンだ》
『そっか、じゃあ今日は終わりにしよっかな』
《いいのか?》
『うん!ここからは二人の時間でしょ?』
《お気遣いどーも》
店の前で別れ、そのまま商店街を歩く
その間も自分の感情について考えていた
でも、その考えは一瞬にして打ち砕かれた
『…ぇ』
人混みの中に見覚えのある白髪、そしてピンクと紫のメッシュがあった
隣には女の人、髪が長くて、スタイルがいい
ふわっちの顔は笑ってた
その人と話ながらまるで、ほんとの家族のように
その瞬間、俺は見てらんなくなって、足を止め、反対を向いてから歩き始めた
さっきまで通った道を歩いていく
同じカフェに入り、どう時間を潰そうか考えた
そして、俺は夜の10時ぐらいまで家に帰れなかった