コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
救われないバドエン系っていいよね、、()
口調変やったりするところは許してください;;
「」hbr
『』knt
()mb
↓ここから一切伏字無いです苦手な方は🔙推奨です;;✋
< knt side >
雲雀は学校の中心にいた。クラスでも、部活でも、委員会でも。誰とでも話して、誰にでも好かれて、先生からも信頼される“理想の生徒”
(雲雀くん本当に助かるよ)
(雲雀、次も頼むな)
「はい!任せてください!」
返事はいつも明るい。断るところを誰も見たことがない。奏斗は、同じクラスの隣の席だった。
『……雲雀さ』
「ん?どした奏斗」
軽いノリで話しかけてくるその距離感が、奏斗には少しだけ苦しかった。
雲雀はいつも忙しい。昼休みも、放課後も、誰かに呼ばれている。
それでも、ふとした瞬間だけ、奏斗の方を見る。
「奏斗あとでノート見して〜」
「一緒に帰れる日あったら帰ろーぜ」
それが社交辞令なのか本心なのか、奏斗には分からなかった。
雲雀は、誰にでも同じだから。
〜ある日、奏斗は聞いてしまう。
(雲雀ってさ、
頼めばなんでもやってくれるよな)
(いい子すぎて逆に心配、笑)
笑い声。
奏斗は何も言えなかった。
雲雀が“いい子”でいることで、この場所が回っていることも、その裏で削れていることも。
分かってるのに、好きだって言えない自分も、同じくらい卑怯だった。
分かりにくいけどまだ続きます!!