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「んッんんッあ“あ“ッあぁああッ♡」
私は最低だ…薫さんのことを考えてシてしまった…
しかも、これが初めてだし…いやらしいことするの…なんか、一人えっちっていうのかな、私がこんなに淫乱だったんだなんて…薫さんのこと、いやらしい目で見てただなんて…最悪だ。
少し唇を触ってみただけなのに体が疼いて触らずにはいられなかった。
本当にこれが自分なのかいまだに信じ難い。怖い。こんなことしてしまったなんて薫さんにバレたら、幻滅されるだろう。それとも、軽蔑されるだろうか。
絶対に隠し通さなければ。
大学では
「蘭。私、蘭の家行ってみたいです。
…だめですか?」
蘭はその薫の言葉に動揺した。
(バレない様にしないと…)
「いいですよっ?今日の夜来てください、」
本人的には動揺を隠したつもりだろうが、薫にはバレバレだった。
薫は、「何を隠しているんだろう」と疑問に思いながらも黙っていた。
—蘭の家にて—
「お邪魔します。」
「どうぞ…」
蘭は受け入れる素振りをしながらも内心はいつバレるかと焦っていた。
「蘭の部屋、清潔で蘭らしいですね。」
薫は部屋全体を見渡し、感想のように言った。
蘭の部屋は一人暮らしの大学講師だからかベッドやリビングなどは一緒になっているこぢんまりとした部屋だった。
「そうですか?い、一応掃除には気をつけているんです、」
そう言いながら薫がソファに座るように促した。
それから一時間ほど経った頃、蘭がトイレに行っている間に薫がベッドにふと視線を向けて、
ちいさいが、シミがある。
「ん?シミ?なんだろ…」
薫はそのシミに近寄り、鼻を近づけた瞬間、
「…なんか、イカくさい?…もしかして……かわいいな。」
薫は察したように微笑んでシミを見ていた。
ガチャッ
蘭が帰ってきて薫に視線を向けた時、
「え?…かっ、薫さんっ?な、何して…」
ドサッ
「蘭。このベッドで何してたんですか?1人で、シてました?」
『1人で、シてました?』
その言葉に、蘭は時が止まったように固まった。
数秒後、ようやく、
「あっ、えっと…シっ、してなんか…」
目が泳いでいる。図星だ。
冷や汗がたらりと首筋に流れる。
「嘘ですよね?さっき大学で動揺してたのも、今だってあからさまに焦ってる。可愛いですね、分かりやすくて。私にバレそうだったから困ってたんですね。」
薫の詰めるような早口に蘭はさらに動揺して、目に涙が溜まる。
「そっ、そんなっ、破廉恥なことっ、しませんっ!」
否定するがもう時すでに遅し。
今の体制はベッドに仰向けに押し倒されていて、逃げ場などない。
「かわいい。私にバレたら嫌われるとか思ったんですか?バカですね。そんなことあるわけないのに。むしろかわいい」
そんな甘い言葉に蘭は涙ぐむ。
「ごっ、ごめんなさいっ、薫さんのことっ、いやらしい目で見てっ、」
泣きながら白状するその醜くも愛おしい様に薫の理性はもう壊れかけだ。
「かわいい。恋人なんです。そういう目で見ることは当たり前です。謝る必要なんてないですよ。私は蘭の全てが欲しい。」
これ以上の愛の言葉はあるだろうか。
全ての恋人たちはこのような恥ずかしい場面も乗り越えて、大人になり、絆も深まってゆく。
熱い夜はまだまだ続く。
コメント
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第9話読んだよ! 蘭が♡♡♡を自責するところから始まって、薫さんにバレる流れ、めっちゃハラハラした…「イカくさい」で察する薫さん、やっぱり只者じゃないな😂 最後に「謝る必要ない」って言いながら押し倒すの、甘くて熱くて最高でした。蘭の醜さも全部愛してくれる感じ、尊い…続きが気になる!