テラーノベル
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「あ“あ“ッッ薫さんッ♡だめぇッそこッ♡」
今までとは全く違う快感に蘭の声は震えている。
「だめじゃないですよね?かわいい。もっと感じようね。」
薫の恍惚した声に蘭の体は震える。
「あ“ッあ“ッ♡薫さんッきもちぃッッ♡あ“ぁッ♡だめッイっちゃっ……えっ?」
絶頂の寸前、薫はピタッと指の動きを止め、絶頂を食い止めた。
蘭の絶望的な目を見て薫はゾクゾクと興奮している。
「まだイっちゃだめですよ。かわいい蘭。ほら、イきたいですか?イきたいならなんて言うんですか?」
挑発するような薫の声に蘭は戸惑いながらも自分の欲望には耐えられず、
「薫さんッ、イっ、イきたいっです…」
涙声でおねだりするその塩らしく可愛らしい姿に薫の理性は遂に崩壊する。
「かわいい。もう無理。」
その言葉と同時に薫の指の動きが再開する。
「あ“ぁッ♡あ“ぁあ“ッあ“ッあ“♡」
蘭の声にならない喘ぎ声と無意識に動いてしまう腰に薫の視線は釘付けになる。
「かわいいっ、蘭、かわいいっ、」
いつも冷静な薫も今は平常心を失い、蘭を愛で続ける。
「だめッ♡イっちゃうッ薫さんッもっとぉッ♡あ“ッッッあ~~~~~ッ♡」
その瞬間、蘭の体が仰け反り、絶頂を迎えた。
「イけて偉いですね。いい子。」
声を発したと共に蘭の穴から指を引き抜いた。
「んぁっ♡んっ…薫さんっ♡」
我慢できない喘ぎ声が漏れ、縋るように薫の名前を呼ぶ。
「いい子。よしよし、疲れちゃいましたね。」
まだ息が乱れている蘭の背中を撫でて宥めるように抱きしめる。
「んー…薫さんっ、好きぃ」
いつもではあり得ない甘えた声を出し、薫の腕に収まり、薫の足に自分の足をスリッと絡ませる。
「いい子な蘭は寝ましょうね。」
その優しい声と共に蘭は眠りに落ちたようだった。
コメント
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リオンです。第10話「崩壊」、読み終わりました。 普段冷静な薫さんの「もう無理」で理性が崩れる瞬間と、絶頂を食い止めておねだりさせる駆け引き——あの支配と陶酔のバランスが本当に巧くて、読んでるこっちの体温まで上がるようでした。蘭さんの「好きぃ」という甘えた声も、ここまで積み重ねてきた関係性だからこそ説得力があるなと。この先、二人の均衡がどう変わっていくのか、とても気になります。