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- ̗̀⚠️ ̖́- BL キャラ崩壊 📢🍍 暗い話
死ネタ めちゃ長
約6600文字𖤐 ̖́-
すみません…(>_<)
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
君のことをもっと愛せてたら、
君のことをもっと知れたなら。
まだ、一緒にいられたのかな___
📢side
20✘✘年、7月12日。
discordにて。
🌸「シクフォニ結成✘周年まで、あと1ヶ月!」
🌸「気合い入れていくぞー!!」
と、リーダーからの声掛けで始まった、いつも通りの会議。
いつもとなんら変わらない、普通の日。
___だったのに。
会議も終わり、作業も一段落ついたのでなにしようかと考えていた、その時。
俺のスマホに通知が来た。
LINEにて。
🍍「この後、空いてる?」
📢「急にどした?空いてるぞ」
🍍「お前ん家凸ってい?笑」
📢「はいはい笑」
🍍「さんきゅ」
同じグループのメンバー兼、相棒兼、俺の恋人___なつからのLINEだった。
久しぶりに2人きりになれるから、と俺は浮かれていた。
まさか、なつがあんなことになっていたとは知らずに___。
数時間後。
📢 (…さすがに遅くね、?)
📢「なんかあったんか…?」
あまりにも遅いことに、不安と心配を覚え始めたころ、一通の電話が入った。
🌸「もしもし!?いるま!?」
📢「どした?」
🌸「なっちゃんが___!」
『事故にあって___!!』
その瞬間、俺の目の前は真っ暗になった。
言われた言葉の意味を理解するのに、数十秒かかった。
あいつが、事故にあった…?
ドッキリかなんかかと疑ったが、らんの声の感じからして、違うと判断した。
🌸「六奏病院に緊急搬送されたから!!」
📢「ッ…!すぐ行く、ッ!」
早急に向かわなくてはならない。
冷静さを失った俺は、スマホを片手にすぐに家を飛び出した。
病院にて。
🌸「あ、いるま、ッ!」
📢「なつは、ッ!なつはッッ!?」
🍵「いるまちゃん、落ち着いて!!」
📢「落ち着いてられっかよ、ッ!!」
「なつは、俺の…ッ」
「メンバーで、相棒で…」
「恋人、なんだぞ…?」
👑「まにき…ッ!!」
🌸「…なっちゃんは、信号無視して突っ込んだきた車から子供を庇ったみたいで…ッ」
🩺「ひまなつさんの関係者の方ですか?」
🌸「はい、」
🩺「なつさんの手術は無事、成功しました。」
📢「!!」
「よか、った…ッ」
🩺「まだ眠っておられますが、よければ近くにいてさしあげてください。」
🍵「ありがとうございます。」
なつの病室にて。
🍍「…」
☔「寝てる、っぽいね…」
📢「ッ…」
体のいたるところに巻き付けられた包帯。
足に吊り下げられたギプス。
腕には点滴。
数時間前に、俺に電話をかけてきてくれた恋人の変わりように、驚きを隠せなかった。
📢「…なつ、」
「早く目ぇ覚ませよ、?」
「俺、ここにいるから… 」(手 繋
🩺「らんさん、」
🌸「? どうかされましたか…?」
🩺「少し、いいですか?」
🌸「…わかりました、」
らんと医者が退室した。
2人だけで話すなんて、なんか重大なことがあったんだな、と感じる。
数分後、らんが帰ってきた。
そのときのらんの顔は、一生忘れることができないと思う。
絶望と、悲しみと、やるせなさと、嘘を混ぜ込んだ、みたいな顔。
なんて表すべきかわからない、今まで一度も見たことがない顔。
👑「ら、らんらん…」
「その…なっちゃんは、大丈夫、なん…?」
🌸「…うん、」
「なんでもないって、」(作 笑
「少ししたら目覚ますと思う、って」
🍵「そっか、」
らんが作り笑いをしたのは誰もがわかった。
なつになにかあったんだと、嫌でもわからせられた。
数十分後。
🍍「…ん、?」
📢「!!」
「なつ!!」
🍍「あれ、?俺…なにして…?」
🌸「なっちゃん、事故にあったんだよ…」
🍍「…あ、そうだった…」
「ごめんな、みんな。」
🍵「ひまちゃんのせいじゃないでしょ、」
☔「車が信号無視して突っ込んで来たって聞いたよ?」
👑「それで、子供を守ったんでしょ?」
📢「なつはなんも悪くねぇよ…ッ」(抱
🍍「……さんきゅ、」
📢「勝手に、いなくなんなよ…」
「心配すんだろ…ッ」
🍍「!!」
「心配してくれたん?」
📢「当たり前だろ…」(泣
🍍「そっか…っ、笑」
📢「…なに笑ってんだよ、」
🍍「かわいーなーって笑」
📢「もう心配してやんねぇ、」(怒
🍍「うそうそ笑」
「心配してくれたんだーって、嬉しくなった、笑」
📢「こちとら彼氏だぞ…」(泣
🍍「わかったから、泣くなって笑」(撫
📢「まじで置いてくなよ…?」
🍍「…うん、」
📢「置いてったら✘すからな…ッ」
🍍「わかったわかった、笑」
俺だけ病院に泊めさせてもらって、他のメンバーは帰ることにした。
🌸「それじゃーね、なっちゃん!」
☔「また明日来るからねー!」
🍵「お大事に~!」
👑「ちゃんと寝るんよ~!」
🍍「おかんかよ笑」
「わかってますよー笑」
なつが退院できるのがいつになるのかは、まだ不明だ。
…早く帰れたらいいな、なつ。
📢「なつ?」
🍍「ん?」
チュッ…
🍍「…え、?」
📢「ふはっ笑」
「間抜けな顔してんなー笑」
🍍「ッえ、?⸝⸝」
「ここ、病院!!⸝⸝」
📢「誰もおらんしよくね?笑」
🍍「そーいう問題か!?⸝⸝」
📢「なに、恥ずかしいん?笑」
🍍「ッッ…⸝⸝」
📢「…かわい、笑」
🍍「うざ…⸝⸝」
数時間後。
🍍side
📢「スー…スー…」
静かな寝息だけが、2人きりの病室に響く。
消灯時間はとっくにすぎており、現在深夜の0:11。
なんでまだ寝ていないのかというと、考え事をしていたのだ。
俺は、____________。
数週間後。
📢side
なつの身体も充分に回復し、退院の日がやってきた。
🍍「あ”~、ひっさびさに外でたわ笑」
🌸「久々の外はどう?」
🍍「空気がうめぇ笑」
☔「逮捕でもされてたん?笑」
🍍「いや違ぇよ笑」
メンバーと楽しそうに笑うなつをみて、自然と笑みが零れる。
🍵「いるまちゃん、すっごい嬉しそうだよ~笑」
📢「へ、?」
👑「めっちゃ優しい顔してたで!✨」
📢「…そ、」
🌸「もしかしているま照れてる~?笑」
📢「黙れメンヘラピンク」
🌸「なんでそんな言われなあかんの…?」
☔「照れ隠しですか~?笑」
🍍「そうなんですか~?笑」
📢「今日一段とうぜぇなお前ら笑」
なつが戻ってきて、また以前のような会話が繰り広げられる。
この瞬間が、とても楽しいと感じる。
そして、このことは、当たり前ではないことを、つくづく感じた。
この日はいったん解散で、俺は帰路につこうとした。そのとき、
🍍「ね、いるま」
📢「ん?」
🍍「今日泊まってい?」
📢「はいはい笑」
🍍「さんきゅ笑」
☔「またいるなつがイチャイチャしてる~!」
🌸「見せつけてんじゃねーよ!!」
🍵「そーだそーだー!!」
👑「そのとおりー!!」
📢「なんなんその団結力…笑」
🍍「付き合い✘年の神連携?笑」
こさらんすちみこと別れて、なつと一緒に帰路についた。
📢 (扉 開
「ん、どーぞー」
🍍「おじゃましまーす」
📢「てきとーにそこら座っといて」
🍍「はいはーい」
🍍(📱 触
📢「なに見てんの?」(後 抱
🍍「!!」
「いや、なんでも?」(隠
📢「…んじゃ、見せれるよな?」
🍍「…」
📢「浮気、でもしてんの…?」
🍍「ッちが、!!」
📢「なら…ッ」
「見せ、ろよッ…」(強 抱
🍍「…」
「はい、」(渡
📢「…いいん?」
🍍「…ん、」
📢(調
「…え、?」
🔍楽に✘ねる方法
🔍恋人を悲しませずに✘ねる方法
🔍痛みなく✘ねる方法
📢「んだよ、ッこれ…ッ!」
🍍「…✘にたかったんだ、俺。」
📢「…ッ」
なんで?と聞こうと思ったけど、言葉が喉に引っかかって出てこなかった。
🍍「…ごめん、、、」(泣
📢「…」(抱
🍍「…?いるま、ッ…?」
📢「俺がいる。」
🍍「!!」
📢「前にも言ったけど、置いてくなよ…ッ?」
「なにかあったら、俺に言え。」
「なんでも聞く。」
「だから…ッ」
「ぜってぇ、✘ぬな…ッ…」(泣
🍍「ッ…うん、ッ..」
「ごめん、ッ…ごめん、なさぃ…ッッ!!」(抱
📢「俺こそ、気づいてやれんくてごめん…ッ」
「彼氏、失格だわッ…」(泣
🍍「ん~ん、ッ…」
「今、抱きしめてくれてんじゃん…ッ」
「俺は、それが嬉しぃッ…!!」(泣
📢「ッ…なつ…ッ…」
「好き、だよ…ッ」(泣 笑
🍍「俺、も…ッ」 (泣 笑
_________________
数ヶ月後。
🍍side
そんなことを言ってきたいるまが、昨日亡くなった。
死因は、心臓病とのこと。
かなり前からわかっていたことらしいが、
メンバーも、俺も。誰も、そのことを知らなかった。
🌸「いるま、ッ…!」
☔「いるまくん…ッ!」
🍵「いるまちゃんッ…!」
👑「まにきぃ、ッ!」
メンバーは、いるまが入った棺の周りで泣きじゃくっている。
俺は___泣くことが、できなくて。
メンバーより1歩引いたところで、見ていることしかできなかった。
いるまが✘んだ、ということが受け入れられなくて。
いや、受け入れたくなくて。
泣けない。
嘘、だよな…?いるま…ッ…
🍍(歩…
「いるま…」
「置いてくなって言ったの、お前だろ…ッ」
「なぁ!!」
「返事、ッしろよ…!」
「俺がいるから、って…!」
「結婚しよ、って…!」
「言ってたじゃんッッ!!」
「約束、ッ破んなよ…ッッッ!!!!」
「ばか…ッ!」(泣
「ッッ…いるまぁッッ!!」
「お前の彼女、ッ…泣いてるよ…?」
「お前がいてくれんじゃねぇの…ッ?」
「なんでも聞いてくれんじゃねぇの、ッッ…!?」
「お前がいるから、ッ..俺は生きてこれたんだよ…ッ?」
「先に、ッ逝くんじゃねぇよッッ!!」(泣
『俺がいる。』
『なんかあったら俺に言え。』
『なんでも聞く。』
『ぜってぇ、✘ぬな…ッ』
『勝手に居なくなんな。』
『心配すんだろ…』
『かわい、笑』
『置いてくなよ…?』
『結婚しよ?笑』
🍍「ッッ…!!」
「あ”ぁぁぁ”あ”ぁッッッ!!!」(泣
「いる”ま、ッッ!!いるまぁ”…ッッ!!!」(泣
「ッう”ぁぁあ”ぁあ”ッッッッ…!!!!」(泣
「俺にぐらい、ッ!!」(泣
「教えとけよぉ”ッッッ!!!!」(泣
一度溢れ出した、涙は、想いは。
誰にも、止めることができなかった。
唯一止めることができる人も、俺の目の前で白い衣装に身を包まれて、眠っていた___。
━━━━━━━━━━━━━━━
数日前。
📢side
📢「なぁ、なつ。」
🍍「ん?」
📢「結婚しよ?笑」
🍍「…は!?⸝⸝」
「そんな、昼飯ウー○ーしよ?的なノリで言うもんじゃねぇだろ!!⸝⸝」
📢「だめ?」
🍍「だめ、ってわけではないけど…っ⸝⸝」
「って、何言わせてんだよ!!⸝⸝」
📢「ははっ笑」
「かわい~笑」
🍍「俺はかっこいいだから!!⸝⸝」
📢「えー?なつはかわいいよ?♡」
🍍「ッ…るさぃ…っ⸝⸝」
📢「あ、喜んでんな笑」(撮
🍍「ちょ、ッ!撮んなッッ!!⸝⸝」
俺は、幼い頃から体が弱くて、なにかと病気にかかりやすかった。
そして、数年前に発覚した、心臓病。
誰にも心配をかけたくないから、黙って生きてきた。
長生きできるかどうか、わからない状態。
それでも、なつとは一生一緒に居たいと思えた。
数ヶ月前。
なつが退院した日。
なつから、自✘願望があったという告白を受け、2人で抱き合って、泣きじゃくったあとのこと。
🍍「(՞_ ̫ _՞)ᐝ」
電話にて。
🌸「はい~?もしもしー?」
📢「悪ぃな、らん。」
🌸「いや?ぜんぜん大丈夫 笑」
「で、本題は~?」
📢「なつが入院した日。」
「医者と2人でなに話してた。」
🌸「…」
「それは言えないかなぁ…」
📢「…俺さ、なつと結婚しようと思ってて。」
「だからこそ、知りたい。」
「あの日、なつになにがあったのか。」
🌸「…」
「誰にも言わない、って約束できるなら、いいよ。」
📢「もちろん。」
🌸「あの日、なっちゃんは…」
📢「…は、?」
🌸「俺も最初は子供を庇って、って聞いてたんだけど、」
「実際は、自らだったんだって。」
📢「…そ、っか…さんきゅ、」
🌸「うん、」
「…いるま、」
📢「?」
🌸「悔しいけど…なっちゃんのことを救えるのは、いるまだから。」
「よろしくね、」
📢「…ん、」
…やっぱり、か、、、
俺が、もっと…なつのことを見てたら。
愛せてたら。
幸せにできてたら。
あんなことには、ならなかったんじゃねえのか…?
📢「…ごめんな、なつ…ッ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
???side
📢『君のことをもっと愛せたなら、』
🍍〚君のことをもっと知れたなら。〛
ま だ 、 一 緒 に い ら れ た の か な ___
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
現在。
🍍side
🍍「ッッ…あ”ぁぁ”あ…ッッッ!!!」(泣 叫
「いるま、ッッ!!いるまぁぁぁ”あ”ッッッッ!!!!」
俺、いるまより先にはいなくなってねぇよ…?
だからさ、ご褒美に…
𝐹𝑖𝑛.
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ども、りむです!
今回は〜?こちら!ドドン!(セルフ効果音草)
小説ネタメーカー様を使わせていただき、ストーリーを考えました!!
ちょっと今日寝れなすぎて小説かきました( ᐛ )
主的には大満足のお話なんですけど、推しペアで死ネタ書くのまじきついっすね。。。
これ、ストーリー構成考えずにとりま書き進めたいったのすごくないですか()
あ、それと…🍍くんの病室でのシーンの、「俺は、______。」の、_____の部分、よければ皆様も考えてみてください!✨
ちなみに模範解答はありません(え?)
なんか、色んなものが当てはまったので()
約3時間半の超大作!!(???)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました⸜ ෆ ⸝
よければこめ&はーと!よろしくお願いします!( * . .)”
それではおつりむ〜!✨
♡.*・。┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈。・*.♡
〖 君のことをもっと愛せてたら。〗
____ 君のことをもっと知れてたら。
〖 僕も連れて行ってよ。〗
____ 勝手にいなくなんなよ。
✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼
〈なつ、好きだよ。〉
_____〈俺も!!〉 _📢×🍍_
この世界線の2人に、幸せが訪れますように…(*˘︶˘*).。.:*♡
コメント
14件
泣いちゃいましたーー😭 死ネタ、推しカプだと、めっっちゃきつい! 面白かったです!応援してます!!
涙腺崩壊しました😭 この複雑な感じがまたよき👍 この1話でここまで感動させに来るのは強すぎです()
泣ける神作すぎていいね1000にしときました!