テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

貴方にまた、会えたなら。


貴方には どうしても会いたい人はいますか ?


会えなくなってしまった人はいますか ?


この話は 依存しまくった俺が 、どうしようもない事ばっかり思い出す 、どうしようもない話です 。











🐻‍「会いたいな…」


無意識に口から溢れ出た言葉 。ここ数日 、何も食べてないな …

アイツと離れてから 、もう何もする気がない 。生きてても意味が無い 。そうだ 、きっと俺なんていらなかったんだ 。








生まれてから愛されることなく育った俺は 愛情なんか知らなくて 、誰かに話しかけてもらう度 、しつこくしつこく何度も追いかけた 。きっと『重い』ってやつだろう … 。


わかんないよ 、愛なんて … 知らないから嬉しかったんだ 。話しかけてくれることが 。

でも 、みんな離れてった 。今ならわかるよ 、構ってちゃんって嫌われやすいんだ 。昔の俺ってバカだたっな …


それでも 、俺と一緒居てくれた奴が 、1人だけいたんだ 。


親の会社が一緒で 、毎年夏休みになったら遊園地行ったり 、海行ったり 、ホント … 仲良し越えて兄弟みたいな ! …… なんて 、バカバカしいな …


初めてのクラス替え 、俺は新しい友達ができた 。もちろんアイツほどではないけど 、それなりに仲良くなれた 。


あの頃だったっけ 、アイツがおかしくなり始めたのは 。


俺は新しく友達が出来たってことが嬉しくて 、ただそれだけなのに 、アイツは俺の事を叩いたり殴ったり … 。なのに 、ちょっと嬉しかったのはなんでだろう … ?

そんなことが続いた中3の秋 、遊びに誘われたんだ 。用事があった … って言ったら嘘になるけど 、暴力振るわれ続けて流石に嫌になって 、断ったんだ 。

そしたら 、次の日から一切喋ってこなくなったんだ 。俺悪いことしてないし ! とか考えて無視した 。そしたら 、お互いタイミングを見失って 、ホントに喋らなくなった 。


高一 、初めてアイツとクラスが離れた 。




やっとわかったんだよ 。自分がとんでもなくアイツに依存してたってこと 。

全く喋らないから 、もちろん一緒に出かけることもないし。こんなの 、初めてだよ …


俺の事 、おいてかないで …


いくらでも言える 。頭の中なら 。

アイツは1年A組 、俺はB組 。A組のイケメンってみんなワーワー騒いでる 。可愛いとカッコイイ混ぜたようなあの顔には 、誰も勝てないよな … 。


俺は今日もクラスの端っこ 。元々陰キャみたいなもんだし … 別に … 気にしてないし … 。

最初は高校入ったばっかだったから 、アイツから 、


🐰「ばぁッ!…あはは笑びっくりした~?」


とかからかわれたりしたけど 、もう二学期だし 、アイツもクラスの人と馴染んで俺の事には来なくなった 。

俺のなのに … 。なんでどっか行っちゃうの … ?

… って 、言えたら良かったな …



🐻‍「会いたいな … 」

無意識に口から溢れ出た言葉。ここ数日何も食べてないな …

食べる気にもならないし 、何もしたくないんだ 。思い出したくない 。アイツと海行って遊んだり 、遊園地行ったり …



あああ”ああぁぁ”ぁぁッ!!!!!!!

なんで出てくるんだよッ” ! もうでてこないでよッ ! 俺の記憶から消えてッ” !


もうやだ … 好きになっちゃいけないのに … 泣


大っ嫌い … 大っ嫌い大っ嫌い !!!!!!!


いっそもう 、全部消えちゃえ …








… 寝てたみたい 。もう夜だ 。明日は … 、もう休んじゃおうかな 。そしたらアイツのことなんて 、ちょっとは忘れるだろうしね 。


あーぁ 、学校休むだなんて 、俺ってダメなやつだな 。

もう何もする気がない … 。生きてても意味が無い 。そうだ 、きっと俺なんていらなかったんだ 。だから俺を放っといたんでしょ ?


ジョングガ 。


ごめんね 。勝手に好きになって 、迷惑だったよね 。みんなが俺を嫌う中 、頑張って 、我慢して俺と一緒にいてくれたんだよね 。

こんなクソ野郎 。もう死んであげるからね  。


またね

… って 、図々しいか 。


じゃあね 。ジョングガ 。俺の分まで 、お幸せに 。





アイツとまた、会えたなら。 〜終~














NEXT→♡1000


次回は新しく部屋作るので、そちらで更新します。お楽しみに~(*´˘`*)

この作品はいかがでしたか?

116

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚