テラーノベル
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子供ができたらさ、絶対に縛り付けたくないんだよね
だってさ、可哀想じゃん
縛り付けたら、その子が可哀想だよ
まぁ、それは私がそんな可哀想な子を知ってるから感じるのかもしれないけれど
大英帝国……
彼奴さ、多分誰かの言う通りにずっとしてきたんだと思うよ
あいつとは対立して結果協商結んだけどさ…
なんかね、対立してた頃から可哀想だなって
自分から考えられてないのかねぇ…?
だから、子供ができたら出来る限り自由にさせてあげようかな!
父を殺して
後悔のせいでふらふらして
やっとの事で父の部屋に行けた
「お父…さん……」
父のいつも使っていた机
机の上にはノートが一冊
原稿でも書いていたのだろうか…?
もし…途中だったら……
僕が……続きを……
「あれ…もしかして……日記…?」
どうやら、父の日記だったようだ
ページを捲り続ける
内容はツァーリの事だったり、コサック達の事だったり
でも、1ページだけ内容が明らかに他とは違った
それを見たせいで、僕の心は……
完全に壊れてしまった
コメント
2件
あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"切ないっっ!! これ....前半の文章は日記で露帝さんが『子供ができたら自由にさせてあげるんだ!』って書いてて、その日記をソビが革命後に見つけて.......。 頃した親が自分のことを想ってくれてたことに気がついて.......。切ないな...