「久しぶりだな。アルア」
「うん。全員集合なんて珍しいね団長」
ボロボロで暗く見るからに廃墟そんな場所に集合がかけられ、私は思ったより早く着き時間は集合30分前だった
「今回は大きく出ようと思ってな。それもそうと30分前とは随分早いな」
「団長もね。一番乗りだと思ったのにな」
そんなことを話してるうちに団員の1人である強面のフィンクスが入ってくる。相変わらずでかいなあと思う
「なんだもう居たのか。早いな」
「うん思ったより早くついちゃって」
「それにしてもみんな遅いな10分前行動は基本だろ」
「盗賊に常識求めちゃダメだよ」
「みんな早いねー!あアルアもいるじゃん久しぶりだね」
声の高い元気な人が入ってくる。彼も団員の1人で名はシャルナーク。
「うん全員集合かけらちゃ来ないとかなって」
「いつもアルア個人的な連絡しか来ないよね」
「だって集団行動すると
フィンクスとかウボォーとかフェイタンとか喧嘩しだしてめんどくさいだもん」
「それはそう」
シャルナークの声を 気に
シーンと空気が重くなる。
足音が複数迫っているからだろう。
気づいたら時間はぴったりになっていた。
パクノダ
ボノレノフ
コルトピ
ウボォー
ゾロゾロ入ってくる。
時間ぴったりに
来たことにフィンクスは少しお怒り気味
そんな時にとてもでかいウボォーが声を出した
迫力がすごい
「今度の獲物はなんだ?早く命じてくれ」
「慌てるなよウボォー。フェイタン組が夜に到着する。全員揃ってからだ」
なら夜集合にすればいいのになあと少し思ってしまう。
夜も鎮まり団員の14人中12人が集まっていた。
「チッ ハァ来ねぇな」
「もうすぐ夜明けね」
「ヒソカの野郎今度あったら八つ裂きにしてやる」
ヒソカその名前でひっくり返りそうになる。
待ちくたびれて瓦礫によっかかり半分寝ていた目が覚めてしまう
「おやおや物騒な話をしているねえ。怖い怖い」
聞き覚えのある
声鳥肌が立つ隠れてしまいたいが
隠れる場所もなければ
ワンピースの私はフードで顔を隠すことも出来ない
「ヒソカてめぇ!」
「遅かったじゃないか」
ウボォーとシャルの温度差など気にしてられないほど気が動転していたが私は平然を装う
「…ったく来ないと思ったよ」
「君に来いって言われたからねぇ」
「約束破ったら君のあの念糸縫合が見られなくなると思ってさ」
団員の一人であるマチと話していた
今回のことを通達したのが彼女なのだろう
「ふん」
「団員そろったよ」
その一言でヒソカの顔はとても気持ち悪く不気味な表情をしていた
「団長今度は何を盗むんだ!」
「アンダーグラウンドオークションのお宝を奪う」
体がビクつく。団長の言い方は何かを限定したものではなく全てと言いたげだったからだ
「なんのお宝だ?」
「古文書とか、団長本好きだし」
「違うね。きとゲームね。世界一高いゲームが何本か売りに出されるよ」
「全部だ。オークションのお宝丸ごとかっさらう」
ほらねやっぱり。みなその言葉に驚きを覚えていた
「怖いのか?」
「嬉しいんだよ。嬉しくてたまんねえ。さあ命じてくれ団長今すぐ!」
みなその言葉に同意の意を示す。さすが幻影旅団だと
「全員殺せ。俺が許す。邪魔するやつは1人残らさずな」
「うぉぉぉぉぉ!」
とウボォーが大声をだし皆そのウボォーを見守りやる気を出しているようだった。
私もやる気出さないとなあと思った瞬間、ヒソカと思わず目が合う。
彼はニヤニヤですごく気持ち悪い
「また会ったね…♧」
逃げ出したいなあ
「そうだね。ヒソカも幻影旅団なんて思わなかった」
「それはこっちのセリフだよ。よく念も知らずに幻影旅団にいられたね」
その一言で団員が取り乱す
「なんだアルアお前念知らなかったのかお前!」
「でも私と組んだとき凝使ってたよ」
「アルアホントなのかい?」
「なんだみんな知らなかったのかい?」
念という存在を知らなかったことに
羞恥心を覚える。
概念を知らなかっただけで対処出来ていたしわざわざ言わなくていいのに
ヒソカのバカ
「念って概念知らなかっただけだよ。
みんな大袈裟だなあ」
「念を知らずにあれこれ任務こなしていたのか。とんだ才能だ」
「団長も知らずにアルアのこと入れてたの?」
「念を使っている相手に普通に対処してたから使えるのかと思っていたよ。
幻影旅団だと 念能力を
明かしていないのも 珍しくないだろう?」
みんな私使えると思ってたんだ。
盗賊だからヒソカの時みたいに面と向かって念使われる時なんてなかったからしかたない
「それに幻影旅団は蜘蛛の足をモチーフに頭を入れた13人構成じゃなかったんだ。アルアも入れたら14だろう」
「アルアは蜘蛛ではないからな」
「私は一応団員ではあるけど私は足ではなく蜘蛛が出す糸だからね」
「アルアがタトゥー入れるのを拒んでね。だから白髪だしちょうど蜘蛛がだす糸ってことでいいって事で事なきを得たんだ」
「だって痛いのいやだし。蜘蛛の足って気持ち悪いもん」
「そうなんだ」
すこしヒソカは困っている表情をしていた
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