「イルミお兄ちゃんこれお弁当だよ 」
「びっくりした。ノックぐらいしてよ」
「したもん。たこさんウィンナーとうさぎさんのりんごちゃんと入ってるから頑張ってね」
「そうなんだ。用が済んだらとっとと出て行って亅
「うん」
気配も無意識的なのか絶も末恐ろしいな。
母さんも父さんもキルの事をすごい期待してるけどオレはアルアを推したいんだけどなあ。
ミルキやキルアそして アルカに
甘々に育てられた割には1人でなんでも
出来るしこなした任務量は
余裕でオレを除いてずば抜けてる。
キルと違って家族がつききっきりで
暗殺技術を教え込まれた訳でもない。
その場の空気を読むのがうまいのだろう。
そこにいる違和感を与えない。
いて当然のように
それはまあ
キルアとアルカのおかげだろうけど
アルアも2人と仲はいいけど
割り振られる任務量も多いし
キルアとアルカはアルアにはない絆が感じる。
その2人の雰囲気を読み反応しているからね。
まあ任務量に関しては
オレのせいなんだけど
才能があり
ある程度技術があるなら
実践を積ませる当たり前のこと
それにアルアはちゃっかり色々するとことが天才なんだろう。
使用人が使う能力が気になり使用人の養成所に忍び込んだり。
母の出身地である流星街が気になった〜と
一人で行き仲間を作り帰ってきたり
天才と変人は紙一重とはこう言うことを言うのだろう。
母さんと父さんに隠すのに苦労した。
2人にバレると後継者の候補にするか、
キルアの補助に回すかアルアの自由を狭めてしまうだろう。
それはダメだ。
そんなことをしたら芽を潰す行為となんの代わりもしない
流星街。世界が抹消した場所。
私の家はとてもキラキラしている。
強くて綺麗なお兄さんお姉さんがいっぱいいて
なんでも出来る兄が居て、
最強の父や叔父
無限に近いお金。
欲しいものはなんでも持てる
体をめいっぱい動かせる庭。
でも私の母は流星街出身
その場違い差は何にも埋められない。
なんで流星街出身なのにこんなキラキラな場所に来れたのだろう
「流星街に行けばわかるよね。行っちゃお!」
好きなお菓子に好きな武器。
「シンプルな服の方がいいのかなあ汚れるのいやだし」
真っ白な服に着替えて。比較的にシンプルなバックに好きなものを沢山詰めて出発!!!
私の家は沢山人がいるから
抜け出すのが難しい
聞かれたらめんどくさいし
お兄さんもお姉さんも着いてこようとするの
それがいやだからいつも部屋の窓から飛び降りるしかない
庭を走り抜け試しの門。
この門は重いし開けるとバレちゃうから
いつもよじ登っていくの少し、はしたないけど仕方ないもん
人がいっぱい真っ白綺麗!!!
空港についた!手続きいっぱいだなあめんどくさいなあ。
「勝手に入ればいいか!」
「ふんふんふんふんふーん」
飛行船すごく楽しい。
でもここから落ちたら生きて帰れるかなあ
でも気持ちよさそうだなあ
「嬢ちゃん。1人かい?」
「そうだよ!流星街に行くの!」
「流星街かい?嬢ちゃんそこは危ないところだよ」
「それにそんな高そうなワンピースにバック誘拐されちまうよ」
「大丈夫だよ!私強いから!」
「そう言ってもねえ。危ないから行くとしてもママとかパパとかと行くところだよ?」
「そうなの?でもねママが生まれた場所だからね!大丈夫なの!」
「そうなのかい?まあ気おつけなさいね」
「うんありがとう!!」
あのおばさん私が強いの信じてないのかなあ
アルア強いのに!!!
追いかけて強いこともう1回言いに行きたい!
「リストバング地域にまもなく到着致します」
「座席に座っていただき、しっかりお掴まりください」
リストバング。
流星街に当然世界から消された地域だからか飛行船は止まらないからいちばん近い地域に降りる必要があるのめんどくさいなあ
「おじさん白いとこがあるよ!」
「あそこなにーー?」
「あそこが流星街だ。嬢ちゃんほんとにいいのかい?あんな物騒なとこ俺ついて行けないからなー」
「大丈夫だって!お母さんの出身地なの!」
「くれぐれも気おつけるんだな」
「ありがとうおじちゃん!」
白いとこが全部ごみごみごみ!
遠くから見たら白かったのになあ
雪かと思ったのになあ残念だなあ
「わあなあに?引っ張らないでー!」
バックや服の裾を引っ張られる!
取られちゃうどうしようお気に入りなのに
今日白いワンピースだから汚したくないのに!
人がいる!見られてる!助けてくれるかなあ
助けてくれない!!
比較的綺麗な服だから仲間かと思ったのに!
「アガッ」
「離してって言ったもん!!」
クルッとワンピースが花のように広がる!
お姫さま見たい!
でも砂埃が立ってしまった
ぱっぱと砂を払う。
「あ、さっき見てただけのひと!!」
「待ってよ!!」
わあ人が思ったよりいた!10人!
みんな綺麗な格好だ。私と同じ他所から来た子かな?
「なんだこいつ」
「あ!さっき見てただけのひと!!」
「なんで追いかけるね。鬱陶しいね」
「だって私が困ってるの分かってたのに」
「助けてくれなかったもん!」
「ここは流星街よ。そんな綺麗な服着てたら狙われるの当たり前。自業自得ね」
「んんそうだけどさあ」
反射的に追いかけちゃって
後先のこと考えてなかったの悪い癖だなあ
言い返せない 。
でもこんなに可愛い子が襲われてるんだよ?助けようとしてもいいじゃん!
「まあまあこんな小さくて可愛い子がなんで流星街に?その格好じゃ他所からきたんだろ?」
この中でいちばんかっこいい!
「お母さんの出身地なの。
お母さんの事知りたくてそしたら
行けばいいんだって思ったの!」
「そうなんだ。どこから来たんだい?」
「パドキア共和国!!」
そう言った瞬間みんなの目が丸まったの
「そんな遠いところから来たのかい?!よく一人で来れたね」
「流星街の近くだから入国も厳しいだろう子供だけじゃ」
「そうなの?私チケット取らず手続きせずに来たから分からない!」
みんなの表情が固まっちゃった!
「それはどういうことだい?」
「手続きめんどくさいんだもん!」
「だからセキュリティいい感じに抜けて、入国もいい感じに来た!!」
すごいでしょ!!!
「それはすごいな。」
「でしょ!!私強いの!みんな分からないみたいなんだけどね!」
みんな笑いを堪えてる
「嬢ちゃん強いのか!自信があるのはいいな!未来が有望だ!笑笑」
侍みたいない人信じてない!からかってる!
ひどい私強いのに!!
「あ”だッ」
「強いの信じてないでしょ!男の人はねここが弱点なの知ってるんだからね!!」
足と足の間を指さす。
みんな大爆笑している
これでもみんな信じてない。
ナイフとか銃とか出しちゃうからね!
「そいつ強いのほんとね。さきみてたね。」
「ほら!!!お兄さんすき!」
「私は嫌いね。調子乗らないことね」
「わっ」
お兄さんにも1発お見舞しようとしたのに避けられた!
「ひどいみんな酷い!私誇り高き”ゾルディック家なのに!!」
その言葉でみんな固まる。
「それはホントかい?」
「ほんとだよ!お兄さんなんて1発!」
「わかった戦ってみよう」
「ほんとに戦うの?うそかもしれないよ 」
「嘘じゃないもん」
ピンク髪の女の子かわいい!
「人手が足りないところだったんだ。」
「マジかよ。こいつを蜘蛛に?」
「戦ってみるだけだ。負ける気は無い」
びゅーんと風が吹く負けられない!
「先にどうぞ」
舐めてること人!!
でも私は武器を持った戦いは強いし殺しに特化してる自信はあるけど
武器もなければ殺しても行けないなんてすこしむずかしい!
「あがッ」
私が回し蹴りしようとしたらいとも簡単にお腹に攻撃してきた。
くやしい圧倒的不利条件そして体格差私のパンチも蹴りもきっと軽いでも目に追えなければ返されることはない!
風をきりながら足に集中し最大限ジャンプするそして頭をまず狙い回し蹴りを決める。
でも倒れていない
そのまま綺麗に着地し体制を崩さず男の足と足の間を正確に狙う 。
私の攻撃が軽いのなら重いと感じさせればいい!
「あ”」
そう言ってイケメンはかがみこんでしまう
「ぶっはははは誰に教わったんだい?ここを狙えなんて笑笑」
「おい笑いすぎだぞ」
「お兄ちゃんに教えてもらったの!どう私強いでしょ!」
「わ待って私のリュック!!」
取られちゃうお気に入りのなのに!
ひっくり返されちゃった!
「銃に刃物ね。なぜこれ使わなかたね」
「だって公平じゃないもん!」
「人殺す時いつも公平じゃないね。もしかしたら隠しもてたかもしれないよ」
「そしたら殺せばいい」
「殺すのは簡単だよ。でも殺しちゃいけない雰囲気だったじゃん!!」
呆れた顔で見られてる!なんで?!
「ははは合格だ。お嬢ちゃん名前は?」
「アルア!アルア=ゾルディック」
「アルアゾルディック蜘蛛にならないか?」
「やだ!キモイもん!」
「ふははははそうだよなあ嬢ちゃんには蜘蛛はキモイよなあ」
「言い直そう俺ら盗賊をやってるんだ。人が足りなくてな。入らないか?」
「こんな子供に頼るぐらい足りてないの?」
「まあいて損はないだろう」
「いいよ!かっこいいから!盗賊!」
「アルア言いづらいが蜘蛛タトゥーを掘る必要があるんだ。証として」
「えー!やだよ痛いもん」
「シロクマとかは?」
私の髪の毛の色と一緒だし!
「シロクマかあ蜘蛛の方がかっこよくない?」
「なんでシロクマ?」
「だってシロクマなら髪の毛が証になるでしょ?」
「なら蜘蛛、糸を出すじゃないか。」
「蜘蛛の糸ってなんか気持ち悪くない?」
「でも蜘蛛の糸って蜘蛛を支えてるんだよ」
「糸は必要不可欠な存在ここにいる蜘蛛の足達を支えてるんだ」
「かっこいい!!!!」
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