日野森雫体調不良
地雷サヨナラ
いい方はGo
雫視点
雫「…ん..」
抱き枕のようにしてしまっていたしいちゃんの隣でめざめる
いつの間にか寝ていてしまっていたみたいだわ
しいちゃんは..まだ起きてないわね
良かったわ
そっとしいちゃんの布団からでたとき、少し体の怠さを感じた
寝起きだし当然よね
枕もなしに寝ていたみたいだし
その時、少し頭痛がしたのは気のせいだと思う
しいちゃんの額からずり落ちていたタオルを修正し、立ちあがる
やっぱり、少し怠いけれど、これくらいはなんともない
少し貧血を起こしてしまって目の前がぐるぐるする
少しすると収まった。
けど、それと入れ替えに頭痛が出てきた
おかしいわ、
一体何が…
..これぐらいなら大丈夫、
気分転換に外にでもでましょ
しいちゃんが起きていないことをもう一度確認し、部屋を出る
体は怠く、頭痛もする
吐き気とか、腹痛とかがないだけまだマシだと思うわ
玄関で靴を履き、いってきます。と一言残して外にでた
度々世界が回転したように視界がぐるぐる回る
そのせいで、まともに前にも進めない
本当にが頭が痛いわ..、
風邪をもらった、という可能性が高いけれど、こういうのは自覚するともっと悪化するらしいわね
何度もこれは熱、
という事がわかっていても確かめないのはそういうこと
あまり真っ直ぐがみえなくてもなんとか前に進み、一つの公園にたどり着いた
遊具は、..よく公園にあるタイプの滑り台、
ブランコと、シーソー
後は、ゆらゆらゆれる..シマウマさんの乗り物
もう何も考えないと倒れそうな私には、丁度いい休憩場だった
人もいないので、公園にあった椅子に座り込み、少し横になる
頭が、痛い
ズキズキと音を立てるように痛みが走る
意識を保つことも難しい
こういう時、愛莉ちゃんならどうするかしら
なんとなく頭に浮かんだ愛莉ちゃんの顔は、
頭痛とともに暗闇の中に消えて行ってしまった
司視点
卵、ネギ、人参、コンソメ…(その他)……後、お菓子..
よしっ!
頼まれていた買い物はバッチリだな!
レジに並んでいる最中、カゴに入っているものと渡されたメモを交互に見ながら思う
司「..はッ..!!」
スマホを取り出し、類から来ていたメールを見る
そこにはこう書かれている
類『司くん、実はショーで使うリボンが足りないのだよ。もし良かったら一緒に買ってきてくれるかい?』
と書いてある。
このメールの前には、買い物を頼まれたから、セカイに行くのが遅れる、
と俺がメールをしている
類のメールの下には、俺が任せろっ!とメールを返している
会計は目の前、ここで外れるわけにもいかない
隣には咲希がいるが、今持っているカゴの中には牛乳四本とカボチャが入っている
咲希にこの重さの荷物を渡すのは少し兄として駄目な気がする
..っ、しょうがない、カゴを置いたら咲希に任せて俺が走って取りに行こう
そうと決まれば咲希に話して置かなければ
司「咲希、済まない。カクカクシカジカだから、お願いしてもいいか?」
咲希「えっそうなの!?判った!任せて!」
司「ああ!ありがとう!」
前の人の会計がおわり、俺たちの番が来る
カゴをさっと置き、
人と人の間をくぐり抜けてリボン売り場に向かう
ここまで約10秒。
リボン売り場が近くて助かった
帰りもなんとかえり、会計終了までに帰って来れたよようだ
カゴの中にリボンを置くと、それもピッと音がしてカゴに入れられる
危ない..間に合ってよかった
会計を終え、持ってきていた袋に詰める
それが終わって外に出る
勿論、袋は俺が持ってるぞ
咲希と喋りながら、家へ帰る
その途中にある公園に見たことある人を見かけた
司「..はッ..⁉」
咲希「お兄ちゃん?どうしたの?」
咲希も俺が見ていた方を向くと俺と同じ反応をしていた
目の前の公園で倒れていたのは雫だった
気付いたら俺は走り出していた
咲希も少しビックリしていたがすぐに追いかけてきた
司「し、雫⁉大丈夫か⁉」
咲希「しずく先輩!しっかり!」
雫「…..、…」
駄目だ完全に意識を失っているな
ここからは俺達の家と雫の家では俺達のほうが近い
よって、俺達の家に連れて行こう
じゃあそこまでどうするか、だ
まず雫は完全に風を引いているのは確定
司「咲希、何度かわかるか?」
咲希「えーっと..38.8ぐらい、だと思う」
雫の額に触れながら咲希が答える
咲希は、幼い頃、何度も風邪をひいては熱を測りで、触るだけで大体何度かわかる
(と言う設定を主が作り出した)
司「そうか..、ありがとう」
次に荷物
今俺が持っているのはさっきも言ったがこの袋には牛乳四本とカボチャが入っている
よってかなり重い
流石に咲希に長時間持たせるわけにも行かない
どうすべきか..、….!
そうだ、俺達にはセカイがあるじゃないか
セカイを荷物置き場にするのは少し嫌だがこの際仕方ない
かと言って咲希にの前でセカイに行くわけにも行かない
だから、
司「咲希、荷物をロッカーに預けてくるから少し待っていてくれ」
咲希「えっ、私持つよ?」
司「咲希には持たせてはいけない気がするからな、だめだ」
咲希「そっか、うん!分かった!ここで見てるから!」
司「ああ!任せたぞ!」
咲希に軽く手を振り、全速力で人影の無いほうへ走る
数秒走り、周りに人がいないことを確認するとセカイへのボタンを押す
シャラララら〜
えむ「あっ!司くん!」
寧々「えむ?って司じゃん。用事終わったの?」
ミク「ホントだー!やっほー!」
類「司くん、?その食品たちはどうしたんだい?」
カイト「おや?ホントだね、」
セカイに入ると皆がもう集まっていて話しかけてくれる
司「すまない!カクカクシカジカで、この食品らを頼む!じゃあまた来る!」
一気に話してもう一度セカイから出るためにボタンを押す
シャラララら〜
さっきと同じ、通りに帰ってくる
それからすぐに咲希のところへ戻る
司「咲希!雫は俺が持つから家へ行くぞっ!」
咲希「あっ!お兄ちゃん!了解!」
雫を背負い、あまり揺れないように小走りで家に向かう
しばらく走り、家につく
咲希がドアを開けてくれたから、靴を一瞬で脱ぎ、家へ入る
母さんが驚いていたが、大体察してくれたようだ
すぐに階段を登り、自分の部屋のドアを開ける
手早く、丁寧に布団に寝かせ、掛け布団をかけるそして、カーテンを締める
ここまで家に入ってから約30秒
すると俺の部屋のドアがあき、咲希と母さんが冷えピタと風邪薬、水を持ってきてくれる
咲希が病弱だったから、家には必ず常備されている
テキパキと分担して終わらせ、完璧状態になる
この後、数分後で雫は起きた。
そして、志歩が一瞬で飛んできて怒られていた
一件落着だが、俺は今日の練習に大幅に遅れてしまった
まあ人助けをしたのだ。
悔いはないから、いいとしよう
完
めっちゃ遅れて本当に申し訳ございませんでした
本当にすいません
はいモアジャン編終わりです!
ありがとうございます!
多分今日中にもう一本感謝感激2が上がると思うので
詳しくはそちらでお願いします
ではまたお会いしましょー
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