テラーノベル
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♡いくん早いて
どうぞ!
お母さんを全部屋まわって探した
2週、3週、4週
何回も何回も
数えきれないほどまわって
探して
よく探した
でも
いなかった
もう避難しているのかもしれない
そんな希望を胸に抱えて最低限の準備をし
1人で避難所へと向かった
もう津波がきた
早い、早すぎる
どうしよう
またパニックになった
「もう助からない?」
そんな絶望が頭に宿り、声になった
すると1人の大人か分からない人が手を差し伸べた
「道はあっち、希望を持って、大丈夫。”助けるから”」
そう言ってくれて
少し気が楽になった
その大人?と共に避難所へ行った
「大丈夫」
そうやって定期的に声をかけてくれる
優しくて頼もしくて親切な人
避難所に無事到着
俺らがきてからはもうくる人はいなかった
きっと俺らが最後だろう
そういえばこの人は大人?子供?分からない
聞いてみようかな、、
「あの、」
「どした?」
「大人ですか?」
相手は驚いているのか分かっているのか
よく分からない顔をしながら
「子供だよ、高1」
俺は聞いた瞬間ビビった
どう考えても高1の身長、顔立ち、声じゃない
俺はそれに比べて身長低いし童顔、声も少し高かったり低かったり
いいなぁ
「そういえば君は?」
「高1です」
すぐに答えた
「えっ同い年!偶然!にしても小さくね?」
「はぁ?」
「あっ」
しくじった
ついカッとなり
強く言ってしまった
「悪い悪いwてかどこの高校?」
笑って流してくれた
良かった
もしあっちが気にしてたとしても
笑い流してくれる方が真実を知らなくて済む
「そういえば親は?迷子?」
そう聞いていた
あまり答えると変に思い出してしまうから早めに言った
「わかりません、家中探してもいませんでした。」
そっちはきっと親がいて、
俺を見て
優しいから助けにきてくれた
か、
たまたまか。
まぁきっとたまたまだろう、
こんな時に限って人が人を助けるわけない
助け合えるわけがない
そんな期待していない
「俺も親がわからなくてな」
聞いてびっくりした
どうせ親がいるのだと
心のどこかで羨ましっていたのだから
「俺一緒にいていい?」
でも
それだけでは
信用して相手と過ごせない
というか
赤の他人と過ごしたくない
でも
助けてくれた
そう言われたら否定できないのが人間というものだ
「わかりました」
そう返事をして一緒に過ごすことになった
少し怖いけれど
この人が助けてくれた時、話している時、仕草、少しチャラそうだけど本当は優しいギャップ
全てに
一目惚れしたのだろう
♡150
コメント
3件
うわあ〜第2話、一気に読み終えたよ!!😭💕 冒頭、家の中何周も探すところ、めっちゃ不安が伝わってきてドキドキした……「もう助からない?」って声が出ちゃうの、本当に追い詰められてたんだなって。 で、そこに現れた高1の男の子!!!「同い年!にしても小さくね?」からの「悪い悪いw」って流すとこ、チャラそうで実は優しいギャップに完全に持ってかれた〜〜😇💘 最後「一目惚れしたのだろう」って締め、ズルすぎませんかこれ??(褒めてる) 避難所でどうなっていくのか気になって仕方ないよ!!続き楽しみにしてるね🌊✨
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ゆらゆら🪼🫧
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75