第4話スタート
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「私と一緒にいてくださいよ」
剣持「え…ッ…?」
「いいでしょう、ねぇ?」
??「すみませんがそれは無理です」
「…んふっ♡」
さいっこうっ!
社長とも話せるなんて!
「加賀美さんにもお話し、しましょうか?」
ああ、今この瞬間、剣持さんが振り向いてくれている
加賀美「剣持さんから離れてくださいっ!」
剣持「ちょ、社長?」
加賀美「貴方のせいで剣持さんは…!」
剣持「社長、それ以上話さないでっ…!」
加賀美「貴方のせいで…!」
『剣持さんは、───────』
加賀美side
「貴方のせいで剣持さんは…
こんなにも、傷ついているんだッ!」
???「え…?」
剣持「やめて…やめて、加賀美さんっ…!」
???「…」
ブチッ
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剣持さんが、私のせいで、傷ついている…?
そんな、そんなわけないじゃん
だって、だって剣持さんのことを
こんなにも愛してるのに、?
だって、こんなに私は…
「大好き」なのに、?
加賀美「貴方のその愛は他のなんでもない、
虚構だッ!」
私の愛が、虚構、?
そんなわけ、ないでしょ
ブチッ
私は電話を切った。
剣持side
「お願いだから…やめてっ…」
加賀美「え…?」
「これじゃあ…また…」
『僕以外にも、被害が及ぶ…っ』
加賀美side
「え…?」
僕以外にも…って…
まさか…!
「剣持さん貴方もしかしてずっと…!」
剣持「かけ直さなきゃ、じゃないと、また…!」
「剣持さんッ!しっかりしてくださいッ!」
剣持「お願い、加賀美さん、逃げてッ!」
剣持さんの目には、涙が溢れていて。
恐怖に満ち溢れていた。
「剣持さん…過去になにが…」
『また、あえたね。』
コメント
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うほうほうほうほうほうほうほッ…(発作(?) 怖たん(?)