テラーノベル
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数日後
『仁人さぁ、』
「ん?」
『お前、俺らになんか隠してんだろ』
「え、っ、?」
『字、読めなくなるなんてさ、、無かっただろ』
「だからそれはストレスで、っ」
『”失読症”』
「、っ」
『仁人、失読症だろ』
「なんで、っ」
『昨日、お前の鞄の中に診断書、入ってた』
「は、ぁ、?勇斗見たの!?」
『もっとさ、、』
『俺らのこと頼ってよ』
「え、?」
『仲間だろ、俺たち』
「迷惑、かなって」
『んなわけねえだろ』
『最近仁人からLINEも返ってこねえし、』
『太智たちもおかしいって言ってたぞ』
「 それは、っ」
仕方ない。 “失読症” なんだから
LINEなんて返せない
メンバーにも隠して 迷惑かけて
そんな自分が情けなくて
目に涙が滲んだ
『、泣くな』
「泣いてない、っ 」
、、
勇斗が俺のことを抱きしめた
「、ぅっ」
「うわぁあ、っ、」
その瞬間 一気に涙が溢れた
「ごめ、っ、」
「ごめんなざ、っ」
『謝んなくていい』
『俺が仁人の事守るから』
咄嗟に出たこの言葉
前からおかしいとは思っていたけど
まさか本当だなんて思っていなかった
“俺がこいつを支えなきゃ”
この想いしか頭には無かった
グループの要である仁人が
信じたくはないけれど
俺の腕の中で声を上げて泣く仁人を見て
全員で支えていかないといけない
そう心に誓った
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