女の子と二人でお風呂に入る。
お嬢様みたいな人と、普通の私。2つのお風呂は色がついている。
1回目は何事もなく入る。
2回目は少しどろっとしていたが、お嬢様が入った為入る。
3回目は更にドロドロ感があり、そのドロドロが乾燥していた部分が多くある為入るのを拒否する。
→お嬢様1人で入る。そのことで喧嘩になる。仲直りとしてお風呂に入ることにする。
3回目よりかは硬くないが、ゼリーくらいの硬さで、ぬちゃぬちゃと音がする。水分は多いらしい。
お嬢様はまだ入らず、お風呂を触って楽しんでいるようだ。ぎゅっと握るのを繰り返す触り方。
お嬢様がお風呂に入っている私の方に来て、私は異変に気づく。私は粘土になっていたのだ。
人のようなシルエットに、細い棒などで適当に顔を描かれた茶色い粘土。これが私である。
お嬢様が私の目から横の頭くらいまで両手を伸ばし、皮膚が私にめり込み、そのまま握られた。
ずっとその部分中心にこねられる。痛い、痛いよ、目の無い私は言った。
ついには顔までぐちゃぐちゃにされ、気持ち悪さと痛さが抜け切れない。
そして永遠に、私は粘土として生きていくのだ。