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目が覚めたら、まだ空が水色で、時計の長い針が右下を指していた。二度寝しようと思ったけど、目を閉じてもローウィンの事が頭をよぎって眠れなかった。
僕は着替えてお母さんへの置き手紙を書き、まだ先が紺色の外に出た。
ローウィンが居る確証は無かったけど、何となく居る気がした。なんと僕の予想は的中していた。ローウィンは僕がこんな時間に来るなんて思ってもいない筈なのに、昨日の二人で話したところで大人しく待っていた。
ローウィンは驚く様子も無く、「おはよう、ロー君。早起きだね」と挨拶してくれた。
僕はローウィンのテンションに合わせて「おはよう。君こそ早起きじゃないか。」と話を振ってみる。ローウィンは「今日もお話してくれる?」と目をキラキラさせて聞いてくる。幸い 今日は休みだ。存分に話して楽しもうと考えている。そのつもりだとローウィンに伝えると、「やったぁ!」とニコニコご機嫌だ。そんな様子のローウィンを見て僕も自然と笑みがこぼれる。
昨日のように楽しい話をして笑いあって、時間なんて忘れてとにかく楽しんだ。
そんな中、ローウィンはふっと話を変えて話し出した。
それは、「人間のアンドロイドへの誤解を解いて欲しい」という話だった。
ローウィンが言うには、アンドロイドと人間が仲良くするには、ゆっくりでも人々の誤解を解く必要があるらしい。
僕はローウィンに「学校で最低二人は誤解を解きたい」と言っていた。
それなら思い当たる人物が居る。それは僕の先生。僕の先生は、生物に詳しい。でも、それは植物や猫、犬などだ。そんな生き物に関心を持って接してくれる先生なら、アンドロイドでも理解しようと思ってくれるだろう。
僕は先生の事をローウィンに教えて、「それはいい!」と賛成の意見を受けて実行する事に決めた。