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テラーノベル(Teller Novel)
もういいんだよ

もういいんだよ

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1

どこにも笑える要素ない

♥

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2024年04月15日

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注意

ナチ日帝

死ネタ
















ナチス「日帝、君はここ千年、戦争に負けたことも無い、いい同盟ができた」

ナチス「協力に感謝する、親愛なる我が同盟、大日本帝国」

日帝「いえ、こちらこそありがとうございます、先輩」

二人で、手を握り合う。

彼は、手袋をしているが、温かさがじんみりくる。

ぱっと手を離す。

日帝「…ぁ…」ボソッ

それにつられ、私も離す。少し寂しいが、

彼は、私にとってはただの盟友とでしか思っていない。けれど、私は彼を愛している。

きっと、ダメなんだ。こんな感情なんか持ってはいけない。

けれど、それでも、先輩が好き、そう思ってしまう。

私の体には、こびりついた鉄の匂い。

傷だらけになり、身体中ボロボロな私を抱いてくれるわけがないんだ。


ナチス「それでは、失礼」

日帝「はい、ありがとうございます 」

私はただ、彼の背中を見つめるだけ






ナチス「う”ッ…ッ…んッ…ぐぅ”…」

ああ、クッソ!痛い…!

腹には、銃弾が貫き、血が溢れ出す。

もう、包帯などない。残っているのは、一発撃てる銃のみ、

ナチス「敵国に殺されるなど…..我がアーリア人の恥だ!ならば、自殺の方が…!」

ホルスターから銃を取り外す。

片手で、ゆっくりハンマーを引く、そして頭に銃口を向ける。

ドクンドクンと、心臓の音が馬鹿みたいに煩い。

死にたい、死にたいのに…… 手が震えるだけで、動かない。

ああ、そうか、私は怖いんだ。自殺を恐れているのか…

みっともない。

ナチス「…」

思い出せば、まだやり残したことがあったなぁ… 彼女に告白することや、皆と一緒に酒飲んだり。

でも、もう…もぅ…

涙が溢れ出す。ああ、こんなこと初めてだ。心臓がぎゅうぎゅうと締め付ける。苦しく、呼吸の仕方がわからなくなる。

ナチス「あぁ…..ああ…!!」ポロッポロッ

日帝が可哀想だ。私が死んだら、彼女は独りぼっちになるだろう。御免ね。

日帝___





バァッッンッッ!!!


日帝「……」

もう何もかもお終いだな。

こんなの、勝ってこないよ。酷い、酷すぎる…

みんなと一緒に楽しく生きたかったな。

御免なさい。先輩__

貴方の闘争を果たすことは無理だったようです。

日帝「あっは…ははは…」

涙がつぅと、静かに出る。もういい、もういいんだ。

…少し…疲れたなぁ…ちょと、眠いし…..

….起きたら、皆が幸せになる世界で….. あの人と….



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