注意
ナチ日帝
死ネタ
ナチス「日帝、君はここ千年、戦争に負けたことも無い、いい同盟ができた」
ナチス「協力に感謝する、親愛なる我が同盟、大日本帝国」
日帝「いえ、こちらこそありがとうございます、先輩」
二人で、手を握り合う。
彼は、手袋をしているが、温かさがじんみりくる。
ぱっと手を離す。
日帝「…ぁ…」ボソッ
それにつられ、私も離す。少し寂しいが、
彼は、私にとってはただの盟友とでしか思っていない。けれど、私は彼を愛している。
きっと、ダメなんだ。こんな感情なんか持ってはいけない。
けれど、それでも、先輩が好き、そう思ってしまう。
私の体には、こびりついた鉄の匂い。
傷だらけになり、身体中ボロボロな私を抱いてくれるわけがないんだ。
ナチス「それでは、失礼」
日帝「はい、ありがとうございます 」
私はただ、彼の背中を見つめるだけ
ナチス「う”ッ…ッ…んッ…ぐぅ”…」
ああ、クッソ!痛い…!
腹には、銃弾が貫き、血が溢れ出す。
もう、包帯などない。残っているのは、一発撃てる銃のみ、
ナチス「敵国に殺されるなど…..我がアーリア人の恥だ!ならば、自殺の方が…!」
ホルスターから銃を取り外す。
片手で、ゆっくりハンマーを引く、そして頭に銃口を向ける。
ドクンドクンと、心臓の音が馬鹿みたいに煩い。
死にたい、死にたいのに…… 手が震えるだけで、動かない。
ああ、そうか、私は怖いんだ。自殺を恐れているのか…
みっともない。
ナチス「…」
思い出せば、まだやり残したことがあったなぁ… 彼女に告白することや、皆と一緒に酒飲んだり。
でも、もう…もぅ…
涙が溢れ出す。ああ、こんなこと初めてだ。心臓がぎゅうぎゅうと締め付ける。苦しく、呼吸の仕方がわからなくなる。
ナチス「あぁ…..ああ…!!」ポロッポロッ
日帝が可哀想だ。私が死んだら、彼女は独りぼっちになるだろう。御免ね。
日帝___
バァッッンッッ!!!
日帝「……」
もう何もかもお終いだな。
こんなの、勝ってこないよ。酷い、酷すぎる…
みんなと一緒に楽しく生きたかったな。
御免なさい。先輩__
貴方の闘争を果たすことは無理だったようです。
日帝「あっは…ははは…」
涙がつぅと、静かに出る。もういい、もういいんだ。
…少し…疲れたなぁ…ちょと、眠いし…..
….起きたら、皆が幸せになる世界で….. あの人と….