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いぶきがモビーに乗るようになって少し経つ。
「清潔なガーゼやハンカチを厚めに重ねて傷口に被せる。
そんでその上から強く圧迫して止血することが重要だよい。」
「なるほど…。」
隊長同士で集まって会議をしたり親父の体調を診たりと忙しい時があるが、
その合間に俺はいぶきに止血の方法や包帯の巻き方など医療行為
「こっちが解熱剤の薬草、こっちが鎮痛剤の役目がある薬草…メモしなきゃ…。
あっ、ちなみに質問なんですけどこういった場合は_____」
薬草の種類や薬の作り方なども教えた。
いぶきは積極的にメモを取り、分からない事があればすぐに聞いてくれる。
「合ってますかね巻き方…?」
「ええ大丈夫よ。ちゃんと上手に包帯巻けてるから自信持って?」
それに俺が手を外せねェ時は、あいつはナースに付き合ってもらって包帯を巻く練習をしていたり
「ごめんなさいここちょっと分からなくて…」
「あーこれか。これはな_______」
一番隊の奴らに自分から聞きに行ったりと、
一生懸命医療知識を取り入れようとしていた。
更には
「お前も稽古に参加すんのか?」
「はい。戦闘は出来ませんが万が一の時に備えて護身術を学んでおけと…。
確かに何があるか分からないし、自分の身は自分で守らないとと思いまして。」
隊長達のところへ自分から向かい、時々稽古に参加している事も。
「いぶきもっと腰を低く!顎は引け!」
「はい!」
医療の勉強もしつつ、稽古も参加してあいつは何事も積極的に頑張っていた。
「98……99……100…!はぁ疲れた…」
「おっ、精が出るな!」
「打ち込み稽古をしてるのか?」
「アトモス隊長とビスタ隊長。はい、私一番動きが鈍いので……」
「そうか偉いな?だいぶ剣の構えが良くなってきてんぞ?」
「強いて言えばあとは目線に気を付けた方がいい。目線を意識した方がいいぞ?」
それに自主練習も実は隠れてしているみたいだ。
隊長達もオヤジもそんないぶきに感心していた。
「グラララ、頑張ってんなァいぶきの奴は?」
「みんなの足を引っ張りたくねぇんだと。
偉いよな〜本当に。何か俺達も応援したくなっちまうよ。」
「良かったなマルコ?いい子が一番隊で。」
「へへ、どうもな。一番隊の奴を褒められると俺も嬉しいよい。」
いぶきは毎日一生懸命頑張っている
本当、健気でいい子だよい________