第24話
“まぁ東京に帰っても佐久間と会おうと思ったら会えるし、寂しくないね。”
佐久間
『ボーーーッ( ˙ㅿ˙ )』
岩本
『……佐久間大丈夫か?』
深澤
『ホテル帰ってきてからずっとあの調子だよ。風呂入ってた時もあんな感じだったから阿部ちゃん心配してたけど、笑』
岩本
『のぼせてるわけじゃなさそうだけどな…、何かあったのかな……』
深澤
『分かんない…。今阿部ちゃんがトイレ行ってるから、帰ってきてから聞いてみようよ。』
岩本
『そーだな。』
佐久間
『………………』
深澤
『そーいえば目黒くんは?見かけないけど…』
岩本
『あぁ、めめなら向井くんにお土産渡しに行ったよ。今日しか渡すチャンスないし。』
深澤
『え、今日?』
岩本
『うん。向井くん達の学校は研修で来てたから明日まで、つまり俺らと同じときに帰るんだよ。まぁ大阪の学校だから近いけどね笑』
深澤
『え、、照達も明日帰るの?』
岩本
『うん。俺らはふっか達より1日早く修学旅行始まってたから、ね。』
深澤
『………じゃあ今日が最後…?』
岩本
『…そういうことになるね。』
深澤
『…………………』
岩本
『…、ふっか?』
深澤
『………もっかい照とお風呂入る、、』
岩本
『えぇ、もっかい?笑』
深澤
『だってもっと一緒にいたいもん!!もっと照と一緒に居れると思ってたのに、、、!』
岩本
『ちょ、何で泣きそうになってんのっ、明日帰ることは分かってたでしょ、?それに会おうと思ったら会えるんだよ??』
深澤
『そうだけど、っ!寂しいものは寂しいもん…』
岩本
『………ふっかおいで?』
深澤
『ぅん…』
岩本
『よしよし。(撫) 俺も寂しくない訳じゃないけど、この3日間が凄い充実しててさ。離ればなれになることの実感が湧かなくて。』
深澤
『……うん、。』
岩本
『でもこんなに可愛い恋人ができて、俺今凄い幸せなの分かる?だから寂しかったり辛いことがあっても頑張れる。』
深澤
『っ///////////』
岩本
『ふっかもその気持ちが同じだと良いなぁって思ってたけど、どう?ニコ』
深澤
『っ、!…お、俺もそう思うっ!!!///』
岩本
『ね?だから泣かないのっ丶(・ω・`) ヨシヨシ』
深澤
『な、泣いてないもん…っ、』
岩本
『ふふっ』
佐久間
『………………っ』
阿部
『はぁ、ごめん遅くなった!
……って、何で2人はイチャついてんの……笑』
佐久間
『あ、阿部ちゃんちょっと!!』
阿部
『え、佐久間っ!?』
さっきまでずっと黙っていた佐久間が急に阿部の手を引っ張って連れていってしまった。
深澤
『ど、どうしたんだろ……?』
岩本
『…てかさっきの会話、全部佐久間に聞かれてたな…』
深澤
『、、、、あ!!//////////////』
阿部
『ちょ、佐久間!どこ行くの!』
佐久間
『……………』
阿部
『佐久間止まって!』
佐久間
『ピタッ…』
阿部
『はぁ。何かあったの?帰ってきてから今もずーーっと黙ってるじゃん。』
佐久間
『……っ』
阿部
『黙ってちゃ分からないよ?』
佐久間
『…阿部ちゃんは…』
阿部
『…?』
佐久間
『阿部ちゃんは恋人の俺が考えることも分からないのっ!?』
阿部
『え、、』
佐久間
『俺は凄く寂しいの!!』
阿部
『…佐久間、、、』
佐久間
『阿部ちゃんは寂しくないって言ったけど…っ、俺は離れるのが寂しい……、、』
阿部
『…………』
佐久間
『…………グズッ』
阿部
『…佐久間こそ、俺の事なんにも分かってない。』
佐久間
『えっ、、、』
阿部
『……俺も寂しいんだよ。』
佐久間
『、っ嘘!!寂しくないって言った!』
阿部
『俺が、佐久間と離れて寂しくないなんて思うと思う?』
佐久間
『っ……それは…』
阿部
『…思いたくなかった。』
佐久間
『え………』
阿部
『“寂しい”って思いたくなかった。』
佐久間
『っ!』
阿部
『寂しいなんて思ったら、佐久間の事離したくなくなる…。ずっと一緒にいたくなるから…っ。』
佐久間
『…………』
阿部
『佐久間の事を世界で一番好きなのは俺だよ。』
阿部
『だから心配しなくても、ずっと繋がってるから。ね?』
佐久間
『コクッ(..)』
阿部
『うん!いい子!ニコ』
佐久間
『阿部ちゃん好き…、好き好き好きっ!!//』
阿部
『俺は“愛してる”だから。笑』
渡辺
『……アイツら何言い合ってんだよ…』
宮舘
『ふふ、仲が良くて良いことだよ笑』
渡辺
『……、っ俺は別に寂しいとか思ってないからな』
宮舘
『…うん。俺も思ってないよ。』
渡辺
『えっ、(;゚д゚)ガーン』
↑(寂しいと言ってくれることを期待してた人)
宮舘
『俺たちがお互いのことを忘れることなんて無いと思うから。…でしょ?』
渡辺
『も、もし忘れたらどうするんだよ…??』
宮舘
『……すぐ会いに行って二度と忘れないようにお仕置きする…?かな。』
渡辺
『お前怖っ』
宮舘
『え?そう?』
渡辺
『そう!』
でも忘れてみようかな…と少し思ってしまった渡辺さんでした。笑
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NEXT…♡100
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