テラーノベル
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🐼視点
異物感。
指が侵入してきた瞬間に違和感を感じた。
彼の指と一緒に何かが入ってきている。
『へぁ、っ……??なに…っ』
玩具とも違う。
いつも使う玩具はもっと丸い。
「ふふ」
「なんだろね?」
もう片方の手で何やらスマホを操作している。
「よしおっけーい」
中で指が曲がる。
『ぁ、っひ…っ♡』
その時、スマホから少しくぐもった音がした。
『っっ、ぁ…っ!?』
「おー聞こえる聞こえる」
理解した。
こいつは俺の中に小型のマイクを入れたんだ。
馬鹿なのか?
ゴムに入れているのか摩擦による痛みは無い。
…何を考えて行動に移したんだか。
『は、ぁっ……ぉま、えっ、♡なにして、っ、♡』
「まぁーなんとなく?」
彼の指に集中したくても、傍らで垂れ流される音が邪魔をする。
彼にしか聞かせる気のない、自分では聞きたくもない卑猥な音にさらされ顔が熱くなる。
「ぐちゅぐちゅいってるね?」
『まじで、っ…♡おまえ…さぁっ、…♡』
「なにぃ可愛いのに」
「気持ちいのと恥ずかしいのでわかんなくなってるなかむとか激レアじゃん」
気持ち悪いくらいにやついている。
彼の澄んだ目は俺を離してはくれないらしい。
『やだっ、これ…っ♡はずぃっ、いっ…♡』
「なかむえっちの時あんま恥ずかしがらんからさ〜」
「もちろん積極的なのも可愛いんだけどね」
受け取る快楽が強くなると音も水気を増す。
聞くに堪えなくなり、耳に手を当てる。
「あ、だめだよちゃんと聞いて?」
手を剥がされ頭上でひとつにまとめられる。
羞恥心でおかしくなりそうだ。
「俺の前だし」
「安心しておかしくなっちゃっていいからね」
とてつもなく🎤🐼が書きたかったんです
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