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レイ視点
今日は、久しぶりに俺の仕事が無く暇になったから、
総統室にある本を適当に選んで読んでいた。
rd「ねぇーレイ?仕事なくて暇だったら手伝ってよー!この書類たち今日で
終わらせないといけないやつだから〜~!」
『そこまで溜めてサボってたやつが悪いよ。俺の久しぶりの休みを邪魔すんな』
rd「冷たっ!ちょっとくらい手伝ってもいいじゃん〜」
と、数分くらい横でほざいいるのを無視していたら、流石のらだでも諦めたらしく、
今になってはちゃんと書類に取り組んでいる。
黙ってたりしたらちゃんとやってくれるんだけどな…(苦笑い)
そう思いながら、持っていた本にまた目を通す。
まぁ、流石に総統室の本だからか、戦争の話とか歴史の本ばっかだけど
時々読んでみると面白いなと思い次の本へと、手を伸ばすそうしている内に、
日々の疲れで眠ってしまったみたいで、俺が起きた頃にはもう辺りは真っ暗だった
らだはどうしてるんだろと思って、デスクの方を向くと書類仕事で疲れたらしく
まだ終わっていない書類を下敷きに、顔をくっつけて寝ている。
流石に夜で気温も昼より大分低いので、少し近いところにあった毛布を掴み立つと、
ジジジッ
何処からか音がして、その音が鳴った方向を見ると
監視カメラがこちらを向いていた。
俺はその瞬間、血の気が引いてやばいと思い、すぐさま俺は抱えていた毛布を
元の場所にかけ直した。
みど以外の奴だったらやばいな…どうしよ….
と思いつつ、数十分くらい椅子に座ってボーっとしていると
コンコンッと総統室のドアをノックする音が聞こえ
『どうぞー』
椅子から立ちながらそう言うけど、多分聞こえない人が書類提出か
らだを確認しに来たんだろうなと思い、その場で棒立ちしていると
ガチャ
md「レイ?らだおくんノ様子見ニ来タンダケド、ドウ…..ッテアレ?
ハァ…..マタらだおくん寝チャッテル….」
…..え?まってみどがここに居るってことは、監視カメラ見てたのって…..
誰?
ということは、今みどと話してるのも聴かれちゃってる?いや、それは無いか
でもバレちゃったっていう真実は変えられない…..
そう考えて、俺は冷や汗をダラダラでいると
みどが何が起こったのか分からず、慌てていた。