アニメイト行ってきてマジ最高でしたって話
蘭Side
蘭『ッう…いた…‥』(その場にしゃがみ込む
三ツ谷『蘭!?』
それは、三ツ谷が俺の家に来てくれている時だった。
急に胸が痛くなり、その場にしゃがみこんでしまった。
蘭『いた…‥むり…くるし…ッ』
三『おい、蘭、薬飲め』
以前、病院に行ったときに処方された薬。
蘭『ッ…う‥』((ゴクッ
蘭『ッはぁ‥』
三『寝とけよ』
蘭『うん‥』
死が近づいている。そう実感した。
蘭『ねえ、三ツ谷はさ、』
三『ん?』
蘭『俺が死んだら悲しんでくれる、?』
蘭『流石に‥一人で死んじゃうのは悲しいからさ‥笑』((ウルッ
三『悲しいよ、お前が死ぬの‥死なせたくない』
蘭『ありがと‥、ほんと‥ありがとね…』((ポロッ
三『おう、』
三ツ谷Side
もう何年も前の話。人混みの中で灰谷兄弟を見た。
その時、一目惚れしたんだ。あの時の事は一生忘れないだろう。
蘭『ねえ、三ツ谷はさ、』
三『ん?』
蘭『俺が死んだら悲しんでくれる、?』
蘭『流石に‥一人で死んじゃうのは悲しいからさ‥笑』((ウルッ
三『悲しいよ、お前が死ぬの‥死なせたくない』
お前が、好きだから。
蘭『ありがと‥、ほんと‥ありがとね…』((ポロッ
三『おう、』
けれど、俺の恋は絶対叶わない、叶うはずない。
蘭は三途と付き合っていた。蘭は三途を悲しませたくなくて自分から嫌われに行った。
そんな奴に、自分の思いを告げることができると思うか?
片思いで終わりの恋なんだ。
蘭Side
蘭『うわぁ~‥これどうしよ‥』
三ツ谷が帰ってから、俺はスマホを開いた。
最近困っていることがある。それは、メールや電話の通知がやばいことだ。梵天の奴らからの通知だ。竜胆が一番多い。
春千夜からは、一度も来ていないけれど‥。
蘭『俺、あんな酷いこと言ったのに‥もうほっといてよ』
そうしているとまた、メールの通知が来た。
【もう、電話にも出ないしメールも返してくれないから家行くよ?】
それは竜胆からだった。
やばい‥思ったときには遅かった。
ピーンポーン
玄関のチャイムが鳴る。
今更どうしよう‥だって、あんなに酷いこと言ったのに、合わせる顔ねえよ‥!?
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