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この作品はフィクションです。実在する方とはなんの関係もありません。
「ねえねえ、知ってる?」
「なにが?」
「プリクラ事件。」
「へっ?」
「プリクラ撮った人たちの写真が特別な自販機で売られているらしい」
「怖っ」
「ね、怖いでしょ?」
「うん。なんでそんなことわかるの?」
「被害者のごく一部がわかってるらしい。」
「それでSNSで話題になってるのね。」
『プリクラ撮ろ』
私の友達ー波瑠からのメール。
『いいよ』
即答した。
撮ったプリ。だけどそのプリにはなんとなく違和感があった。友達の波瑠は、
「多分アニメの観すぎだよ」
って笑われたけど、ほんとにおかしい。
だって、そのプリには……
バーコードが、あったから。
普通は、QRコードなのに。
バーコード。これは商品?
違和感を覚えたまま私は誰にも相談できず、悩んでいた。