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五条先生、帰ってきましたね!「旅行してた」って軽く言うところが、もう完全に五条先生らしくて笑っちゃいました。でも虎杖くんの「帰ってきてよかったです」にじんわり。あの一言で、みんなが待ってたんだなって伝わってきました。夜蛾先生の冷たい対応も含めて、いつもの日常が戻ってきた感じがして、ほっとしました。連絡しないで消えたのは怒るところだけど、戻ってきてくれてよかったです🌷
呪術高専――
1・2年合同授業。(五条先生がいないため)
教室には珍しく、1年と2年が揃っていた。
夜蛾「では、今日は呪骸について説明する」
黒板にはいくつかの図が描かれている。
虎杖「呪骸って作るの難しいんですよね?」
夜蛾「ああ」
「魂の構造を理解し、核を――」
伏黒は真剣に聞きながらノートを取る。
釘崎は椅子にもたれながら。
釘崎「こういう話、五条先生よりちゃんと授業っぽいわね」
真希「比べる相手が悪い」
パンダ「まあ、あいつは授業中でも脱線するからな」
その時。
教室の隅。
空間が揺れた。
パァァァ……
虎杖「……?」
伏黒「何だ?」
釘崎「また?」
全員が振り向く。
光が広がる。
そして――
ドサッ。
「いてて」
白い髪。
黒い服。
見覚えのありすぎる人物。
五条「……あれ?」
沈黙。
五条は周囲を見る。
「あ、戻ってきた?」
虎杖「五条先生!?」
五条「やっほー」
釘崎「やっほーじゃない!!」
夜蛾「五条」
五条「はい」
夜蛾「説明しろ」
五条「えー?」
「ちょっと旅行してた」
全員。
「…………」
伏黒「旅行?」
五条「そうそう」
「知らない世界に飛ばされて」
「学校にいて」
「変な先生に会って」
虎杖「変な先生?」
五条「黄色いタコ」
全員「……」
真希「意味わかんねぇ」
五条「俺も最初そう思ったよ」
パンダ「で、何日も連絡なし?」
五条「あ」
五条が固まる。
「そういえば」
夜蛾「……」
夜蛾はため息をついた。
「生徒を置いて消える教師がいるか」
五条「いや〜」
「でも戻ってきたし?」
釘崎「そこじゃないでしょ」
虎杖「でも……」
少し笑う。
「帰ってきてよかったです」
五条「お」
「悠仁優しいね」
伏黒「甘やかすな」
夜蛾「それで?」
「他には何があった」
五条「んー」
「ヒーローとか」
「中学生なのに暗殺してる子とか」
「あと魔王」
全員。
「……?」
五条「いや、本当に」
「面白い世界だったよ」
そう言って笑う。
いつもの五条悟だった。
釘崎「結局、何しに行ったのよ」
五条「さあ?」
「光に呼ばれた?」
伏黒「……」
真希「相変わらずだな」
夜蛾「……授業を続けるぞ」
五条「え、俺帰ってきたばっかなんだけど?」
夜蛾「関係ない」
五条「冷たいなぁ」
いつもの呪術高専。
いつもの騒がしい日常。
五条悟が戻ってきても。
結局、何も変わらなかった。
……たぶん。