テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ーーーーーーーーーー
NAOKO side
(つ、ついた、、、)
仰向けになったまま掴んだスマホの画面をみた
ナオが送ったメールに
開封済み 2:07
NAOKO「見てくれたんだ、、」
でも返信はない
ドクッドクッドクッ
目を閉じて自分の心臓の音を感じる
既読すらもつかなかった可能性だってあったんだから、見てくれただけ
NAOKO「よかった、」
相変わらず心臓はうるさいけど深呼吸をしてなんだか安心した
目を開けてもう一度画面の文字を見ようとした
スマホの画面を見て目を見開いた
‘入力中’であることを示す吹き出しと3つの点
その点は減ったり増えたりしてナオの心を揺さぶる
うるさかった心臓がさらに音を乱暴に奏でてだんだんと身体が熱くなる
あぁ、、、、、
ーーーーーーーーーー
CHIKA side
お風呂のモニターには1:54の表示
CHIKA「もう少しで1時間、、」
お風呂に入ってずっとメールのことが頭から離れない
もう湯船に浸かってから1時間が経とうとしてる
なんて返せばいいのかわからない
チカからどんな言葉を待ってるの、あなたは。
湯船に浮かぶ自分の長い髪が模様をつくる
うつむいて、水面にうつる自分の顔を見た
当たり前のように隣にいた存在との別れの寂しさを今までちゃんと感じれていたかったのかな
ナオコのことを、メールが送られてきたことを、会いたいと思ってくれてることを考えるだけで涙があふれる
ポロッ、、ポロッ
水面にはぐちゃぐちゃな泣き顔が見える
涙でそれすらもぼやける
CHIKA「私もッ、会いたいよッ、、」
この思いをちゃんと伝えなきゃと急いで長い髪と少し筋肉痛が残る身体を洗って風呂から出る
いつものパジャマに着替えて、ソファに座る
濡れたままの髪が妙に冷たく感じる
そのままスマホを手に取って画面を見つめる
ぼやける視界の中で何回も打って、消して、打ち直した
ーーーーーーーーーー